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テーマ:回転寿司を食す!(761)
カテゴリ:Food&Drink-飲食
先日、かねてから一度試してみたかった【く●寿司】に初めて行ってみた。
残念ながらガッカリ感満載の初来店思い出になったので、 【またお越し下さい】と帰り際にレジでいわれても、 それがマニュアル通りの挨拶なだけとわかっていても、【ごめんなさいもう来ません】という気持ちで終了。 同じ回転寿司で、【かっぱ寿司】は最近ワタシの中で影が薄いんだけど、 今年【スシロー】デビューをして、なんとなく気に入っていて、 その裏付けには、結構食べ物のクオリティに口うるさいウチの母親がスシローを割と評価してるっていうのもある。 かと言って、まだ数える程度しか行ったコトないけど、スシローは割と好きなのよね。 いわゆる正統派の、回らない寿司屋も時々行くんだけど(全部連れて行ってもらう、という形ですが、笑)、確かに美味しいんですが、なんだろうなぁ、美味しいとか品質云々の前に、ワタシ改めて思うんだけど、【回転寿司】の形態が好きなんだなぁって。 【回転寿司】という形態が子供世代や外国人にウケる、って言う以前に、やっぱり最初にメニューを決めないといけない、コレを握って下さいと頼まないといけない、というプロセスは関係なく、レールの上を回ってくる寿司を視覚で感じて、欲求が生まれて、購入の意思決定がインスタントにされ、それを手にとり、それをそこですぐに食べることができる、なんていう、本当に本能のままの流れが好きなんだなぁ。 何が欲しい?って聞かれて、パッと答えが言えない間にもご用伺いの人を待たせるコト無く、その間もずっと【ご提案】としてどんどん寿司達がレールに乗って回ってくる。そこで、あっ!と思い出して、あぁあぁこれ食べたかった!って思い出したり、全く頭に無かったのに新しい提案をトライしてみたくなったり。 なんか、回転寿司はワタシにとって、すごく感じの良い営業マンのようだ。特に圧力をかけてくるわけでもなく、色々な提案をしてくれて、すぐ応じてくれて、もしこちらの欲しいものが無ければ、リクエストもできる。もちろんそのものが無い時には、ごめんなさい完売しました、でしょうがない。そして、ぼったくりも無い明朗会計。ま、既にギリギリ価格設定のため、値引きはないけれど、笑。 で、本日の本題【く●寿司】。同じような業態だから、自動的に味わいまで同じもの想像しちゃって、おまけに【無添加にこだわってます】的な宣伝広告をしてるから、なんだかますます美味しそうなイメージ膨らませて来店したんだけど。。。結果、残念。 まず、スシローってレーンの向こう側のお客さんとかと、視線が合わないようにだと思うけど、うまいことパテーションが出来てるんだけど、くら寿司って、妙な隙間があって、そういうのがあると、レーンの向こう側ってかなり近くて、目が合うと超微妙。。。おまけに向こ~うの方までそういうのが続いてるから、何レーンも向こうに人と意図もせず変に目が合っちゃったり。。。不要な不快感。 とはいえ、インターフォン越しに注文を声で店員と話すのではなく、すべて画面でボタン操作で完了する機能とか、注文したものが自分の席に近づいて来たら、【まもなくご注文の品が到着します】的なお知らせが画面と音で出るオートメイションっぷりには感動。 あと、食べ終わった皿を入れる専用スロットがあって、まるでエアーホッケーみたいな気持ちよさ。もちろんその枚数もカウントされて、きちんと画面に表示される。それにも感心。それは、かっぱ寿司でもスシローでも見たコト無かったし、素晴らしいなぁって。。。 なんて機能的なものに感心しながら食べてはいるんだけど、どうも味がおいしくない。何が決定的にダメだって、【シャリ】。ベチョベチョに柔らかく炊かれた上に、妙に芯が残ったようなシャリ。ネタが無添加だのどうだの言ってても、なんだねぇ、シャリがまずいとあんなにも寿司はまずくなるもんなんだね。 ああいう寿司を美味しいと思う人達も居るんだろうから、一応繁盛?してるんだろうけど。後、まだ味覚を開拓されていない子供だったらバクバク行くかもね、なんかケーキとかそういうのも回ってくるし、なんかおもちゃが当たるゲーム機能もあるみたいだし。 正直、スシローの方が美味しいというか、普通に違和感無く食べられる味わい。一方、く●寿司は明らかに不味いと感じて、段々皿に手が伸びなくなってしまった。まるで、コンビニでアメリカンドッグ注文して、【レンジで温めますね】なんて言われて、なんか金を払う前から、既にもう不味いとわかってしまったような何とも言えない空虚な気持ち。 かなり期待外れで、もう寿司でがっかりしたくなかったので口直しに【カリカリさつまいも】?みたいな大学いもの乗った皿を取ったんだけど、なんと、あの水飴の下に 【~】な形状をした毛がべったりコーティングされており。。。 あのしっかりコーティングぶりは、レール上を回ってくる間にふわっと乗った感ではなく、明らかにそれよりも前からくっついていた感じ。しかも【~】な形状。。。いわゆる誰もが想像する部位の毛の形状。とはいえ、まさかとは思うけど、ワタシ達はその芋を【さつまいんもう】と呼んで、一応食べるのは控えておきました。 で、食べ終え皿のスロットに入れるのもやめておき、店員に一言報告をと思いカウンターの上に取っておきました。 それで、お会計。店員が来る。で、伝える。そしたらまず【お取り返しましょうか?】と、申し訳ございませんでした、とは言ったんだけど、こちらはもう食べる気以前に、こんな風に毛が混入する厨房環境はいったいどんなだろうと思う不信感で、取り替えてまで食べたいとは思えなかった。 しかも、その皿はあえてカウントに入れずにカウンターの上に避けておいたのに、きっちち支払い額にカウントされていて、まぁ、なんともデリカシーのないこと。 いつもなら、こんなガッカリなこと、一応会社の母体の方に報告しておところだけど、今回は別に良い。このお店にまた行きたいから改善して欲しいな、って言う気持ちがあるなら言うけど、もう無いからさ。 一言、機械的に謝っておけば良いと思ってるのか、食べ物に毛髪混入させてることがそこまでここのお店にとって深刻ではないのか。安かろう悪かろう、と言う結論になるんだろうかねぇ。でももったいないねぇ、あんな風に一生懸命無添加だのなんだの、クリーンなイメージを定着させようとしている一方で、味はまずいは、毛は入ってるじゃ。 マーケティング本部はそんなつもりじゃないんだろうけど、結局現場なんだろうね。そんなさ、アルバイトやパートさんが立派にマーケティング本部の人達みたいに物事の説明を出来る必要はないかもしれないけど、それでも最低限の対応はできるようにしておかないと。。。。お気の毒だよね。上が知らないうちにこういうコトが頻発してるとしたら。 それで結局、店や会社のイメージがついちゃうんだから。宣伝広告してないならまだしも、まさにクリーンな良いイメージをつけようとしている宣伝広告がそこにあると、それと現状が引き立て合っちゃって、本来気付かなかったかもしれない本質が、もうみるみる露呈されちゃう。逆効果よね。信じれなくなっちゃうし。 うちは良いもの使ってますよ~使ってますよ~、って言って実は。。。。みたいにさ、 臭いものにはふたじゃないけど、 平安時代風なのよ。むっちゃ臭い体臭隠しのために、いっぱいいっぱい香水つけて、でもそれってむしろ逆効果?みたいな。 てか、ワタシが会社で取ってる弁当会社もそうなんだよねぇ。髪の毛やら変な小さい砂利みたいなものとか、ちょくちょく入ってくるよ?で、一応言っておかにゃ、と思って伝えるじゃん?別に謝って欲しいだけじゃなくて、普通に、改善してね?気をつけてね?もう同じ事ならんようにね?って言うつもりで伝えてるのに、一応責任者みたいな人が来て、謝って、気をつけますなんて詫びの粗品みたいなのもってくるんだけど、結局現場への落とし込みなんてされてなくて、す~ぐ再発してるんだよね。。。 てか、どこに伝わるかによっては、営業停止だよね。 く●寿司の機能のオートメイションっぷりには感動したけど、その分生身の人間のスタッフのクオリティがおろそかじゃねぇ。毛が入ってました、って報告用ボタンでも画面にもうけた方がいいんじゃない?そしたら機械が自動的にその分を総額から機械的に引けますみたいなね。もちろん、その確認は店員がする。 うーん、そういうの悪用する客側も居るんだろうけど、あー面倒臭い面倒臭い。当たり前の対応ができない人間がこんなに多くなければ、こんな思考も不要なのにね。 なんかなぁ、多少対応悪くても美味しいから行くっていうのとか、色々な天秤がけをするもんだけど、残念ながら、ただ自動的に注文とかできるから、だけでわざわざ金払ってそれがどんだけ破格だろうと、わざわざ食べに行こうとは思わんね。毛が入ってても金取られるんだからさ。 食品添加物無添加ですけど、人間の毛は添加します、有機物です、なんてね、笑。冗談にして笑うしかねえなって感じ。もう少し、食品を扱う業態として、プライドを持って欲しいね。そんな髪の毛(もしくは別の部位の毛)ぐらい入るわねえ、、、って言う姿勢でいるかもしれないけど、それならせめて、入っちゃった時ぐらい、まともな対応できるようにしとかないとね。。。どんなんなの?って思われても仕方ないよね、苦笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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