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テーマ:ちょっといい話!(525)
カテゴリ:Update-近況報告
◆mixiより転載。2010年11月20日23:58 今日、夜、市電(路面電車)に乗って、座っていたんだけど、 途中の停留所でまた乗客がいくらか乗ってきて...。 1両編成で席数もさほどない市電は、ふつうに満席で、 視界に左側から老人ぽい歩き方の気配がしたので、 あぁ、譲らなきゃって思いながらその人確認したら、 やっぱりおじいちゃんで、 で、席を立って、どうぞしたんだけど、 ニコニコしながら遠慮してるもんだから、 ワタシは、もう自分は完全立ちますので、 断られても座り直しません的な体制で挑んでいたら、 まぁ座ってくれて。 別にそれは何も特別なコトじゃないんだけど、 その後なんです、話題は。 乗降口に立ってたんだけど、自分の停留所近くになって、 降りますボタン押したいんだけど、なぜか近くになくて、 近くを見まわしていたら、 ちょうどさっきのおじいちゃんが座ってる席の裏にあって、 なんか、おじいちゃんが押してくれて。 で、ワタシの為に代わりに押してくれたんだ、と勝手に勘違いして、 【ありがとうございます。】なんて言っちゃって。 そしたら、おじいちゃんもワタシと同じ停留所だったみたいで、 出口に立ってるワタシのところに一緒になって、 そしたら、 おもむろに背広を広げて、 内ポケットに白薔薇と赤薔薇があって、 赤薔薇の方をワタシに一輪くれた。 (家に戻って母に一輪ざしを借りて生けました) おじいちゃんうまく描けないんだけど、 野球の審判員みたいな格好するじゃん、おじいちゃん達ってさ。 キャップかぶって、肩幅の広い背広着て。 小さな優しい声で、 【今日、田原で映画見てきてもらったもんで...】なんて言って、 その映画上映会で、農協か経済連か主催者だったとかなんとかで、、 なんか、もらってきたヤツだそうで。。。 (※田原は豊橋のお隣の市。光浦サンやはんにゃの出身地) 自分の薔薇は白い方だと言って。 なんか、突然のコトで、 でも、席譲ったから何かお礼の意味なのかなぁ~なんて 反射的に思ったんだけど、 何とも言えない気持ちになって、 ウル...って、ほっこり、あぁ、なんかいいなぁ、 このおじいちゃんの心意気というか、 どこか子供のような、 子供がお礼にオモチャやお菓子をくれるような、 な~んか、童話みたいな優しいカンジの気持ちになった。 なんだろう、 親のコト考える時に、なんか感極まって涙が浮かんでくる時と 同じようなカンジ。 嬉し泣きでも悲し泣きでもないんだけど、 なんか、なんか、脳のどこかが涙腺を動かしている。 何らかの感動を与えられているっていうか。 ほっこり。 なんか、でもやっぱり、 感情的に言うなら。。。嬉しかった、だよね。 降りる時に、もう一度彼の方を振り返って、 【ありがとうございました。】って伝えて歩き始めた。 なんか照れくさいけど、 また会いたいな。 なんか、品のあるおじいちゃんだったな。 -------------------------------------------- 豊橋の路面電車は、先日【おでんしゃ】がmixiニュースになってたけど、 ワタシは路線界隈で育ったので、子供時代からずっと慣れ親しんでいる公共交通機関です。 夜の市電はこんなイメージ。(あえてふつうの風景) http:// お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.21 23:13:55
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