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カテゴリ:日記
この日記はまたアクアネタではなく漫画ネタなので、興味のない方はスルーしてくださいな(^^;
荒川弘先生の最新作「銀の匙」の2話目ですが、やっぱり面白かったです(*^^*) しかし、私的にはピンポイントでツッコミどころが! だって、前回に引き続き、鶏のネタがあったんですが・・・ 主人公の目の前で卵の産卵シーン。 卵が尖ったほうから産まれてくるんです・・・ だぁ! 卵は丸いほうから産むんですょ~(≧□≦)ノシ みんな勘違いしているかもしれないけど、卵が尖っているのは産みやすいとか尖ったほうから産むからではないんです。 全然別の理由で尖ってるんです! まぁ、私は養鶏関係でも孵化のほうを専攻したので知っているんですが・・・ 鳥の卵があんなふうに尖っているのは卵が転がっていかないようになんです。 卵を温めているとき、親鳥は卵をちょっとずつつついて回転させるんです。 卵ってずっと同じ向きだと、成長をはじめた胚が殻にくっついてしまって卵が死んでしまったりするんです(^^; で、それを防ぐために卵は定期的に回転させるんです。 人工孵化の場合もそうです。 私も高校で人工孵化させていたときは最低でも一日2回は卵を回転させるようにしてました。 孵化工場の孵化器だと自動で一時間ごとに卵の乗った台が傾いて、回転させるのと同じ効果をつけてます。 で、自然界で親鳥が卵をつついて転がしたら大変! そこで、転がっても戻ってくる形状として、あの片側が尖った形をしているんです。 その証拠に岩場などの危険な場所で孵化から子育てをするような鳥の卵は、あの尖った部分の角度が急で、狭い場所でもくるっと回転して戻ってくるようになってます。 人に飼われて長い鶏の場合、ほとんど角度がなくなっているので、転がしてしまうとかなり距離がないと戻ってこないですが・・・ それでも卵を転がしてみるとまっすぐ転がっていかないようになっているのはわかります(^^) で、産むときは必ず丸いほうから産みます。 尖ったほうを先にして産むほうが物理的に困難なんですね(^^; どうやら荒川先生は酪農家の出ということもあり、酪農にはかなり詳しいですが、養鶏は微妙な様子・・・ まぁ、全てが事実と同じでなくても漫画は書けますからね・・・ 伝えたいことが伝わっていればいい・・・ということでしょうか? 今回、主人公は卵が鶏の総排泄腔から出てくると知って、「肛門から出てくるのか!?」と愕然となって、しばらく生卵を食べられなくなるんですが、厳しい実習の後の空腹に負けて食べる。 先週、目の前でと殺された鶏でつくったスモークチキンも美味しくいただくという、ある意味ちょっとした成長をしたんですが、こういう感性はさすが畜産を学んだ人の書く漫画だなぁと思いますね(^^) だから、好きなのかもw あ、そうそうタイトルの銀の匙も登場しましたね~ でも、まだそれがどういう意味かまでは説明がないので、ちょっと気になるところ。 本当に続きが楽しみな漫画ですね(*^^*) では、この辺でw おすすめです(*^^*) charm 楽天市場店 人気blogランキングに参加中です☆ ただいま14位です♪ いつもありがとうございます↓クリックよろしくお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月15日 03時42分29秒
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