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テーマ:スピリチュアル・ライフ
カテゴリ:スピリチュアル
実は、年明けの目覚めに、「統べる(すべる)」という言葉がリフレインしながら響いていました。分断された「たましい」を「統べる(すべる)」ときです、と。
ここ数日、パレスチナをイスラエルが空爆し多くの犠牲者が。とうとう陸上侵攻を開始し、多数の非戦闘員の市民が殺され長期戦の見込と言われています。 これは東京大空襲や広島・長崎への原爆投下と同じで、国際法上の「戦争」として認めらる行為ではなく、野蛮な虐殺です。 後ろに武器供給・原油を支配している強欲な米国の支配層がいます。彼らは戦争で武器をどんどん使わせないと、儲けにならないのです。世界を危機に陥れてでも、原油の価格をまた吊り上げたいのです。 私は古いイスラエル民族の文明が世界に散ったとき、日本の神道にも受け継がれた真実も感じ、相互に敬意を払う兄弟と思います。 しかし、パレスチナに対する暴虐をイスラエル人が続けるなら、ナチスによる殺戮による自分たちの犠牲者を冒涜するものであるといわざるを得ません。 アンナ・フランクはこのようなエゴに基づく、非人道行為に賛成するでしょうか?彼らが信ずるユダヤ教の神様や天使たちとて、賛成するのでしょうか? 既存宗教も元は、自分と人を愛し助け合い、統合していく(統べる)教えだったと思うのですが、全体としてはエゴにまみれて、統合どころか共存さえ目指せず、逆に人々を分断し、ネガティブを増幅してしまっています。 自分や自分の民族、国家に誇りを持つことと、異文化の他人や多民族・国家に敬意を払うことは、矛盾しません。本当に、自分に誇りを持っていれば、相手を陥れる必要などないのです。他者を攻撃しているようでは、自分に内在するコンプレックスや不安を露呈しているといえるでしょう。 これはスピリチュアル好きな傾向の人々の間にも見られることです。自分(たち)だけが救われるとか、選ばれたとか、優れているとかいう考えは分断のエネルギーであり、コンプレックスや不安、エゴに由来しています。 もちろん、大河の一滴である自分が、すべての人を救うことなどできません。もとより自己犠牲など欺瞞であり、まず、自分が自分を救おうとする自然な考えが根本に必要です。しかし、結局のところ、苦しんでいる「あの人」が救われなければ、自分も救われないのです。「あの人(たち)」を救うことで、自分(たち)も救われるのです。 実際に救えなくても、救おうとする意志があれば慈愛に変わりはありません。実際に救えないからと、救おうとする意志を放棄するなら自分の慈愛を放棄することになります。 世界で起きている他人事(ひとごと)は自分の一部でもあります。それをすべて背負う必要はありませんが、自分に縁あると直感した、苦しみに遭う人々に対して思いを馳せ、自分の立場を鮮明にし、仏道でいう徳を積む「施し」をしていくことは大事なことです。 陰陽で成り立つ「この世」ですから闇がなくなることはありません。それはそれで自然なこと。しかし、そこで、あなたの持つたいまつに明かりを灯し、ひかりで照らすのかどうかは、あなた自身の選択にゆだねられています。 アメリカなどの中のごく一部の支配層の利益を守るための、核兵器による世界の恐怖支配が続くことに賛成ですか?慈愛に基づく世界に進もうとしますか?今日も、あなたの中の慈愛に基づく意思をごまかさず、明確にして・・・あなたの周りを小さなロウソクでもよいのです。一隅を照らしましょう。 私自身がパレスチナへの空爆、地上侵攻のように、武器をもたぬ人々の殺りくに黙っていられないのも自分自身に、いくさの酷い記憶があるからでしょうね。 去年の九月、キプチャク・ハーン〔汗〕国で兵士で馬に乗ってるイメージを見ました。チンギス・ハーンの長男が引き継いだ国です。小さい頃から、シルクロードや、ドナウとかウクライナとかカザフスタンとか気にかかっていました。兵士として、馬に乗って草原を駆け巡っていたのでしょうか。兵士だからほぼ、戦死したと思います。 世界から戦をなくすのは無理です、今の常識にとらわれていれば。しかし、一人ひとりの選択によって、力(恐怖)による支配、という原理・常識を変えることはできるのです。思い出してください、時間や空間の制約は、どんどん薄くなっています。そうであれば、不可能ではないはずです。よね? もう一度。今日も、あなたの中の慈愛に基づく意思をごまかさず、明確にして・・・あなたの周りを小さなロウソクでもよいのです。一隅を照らしましょう。その明りをは引き継がれ、大きくなっていくのです。ありがとうございます♪ ※メインブログは引っ越しました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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