こんばんは~涼しい秋風に乗りキンモクセイの香りが。冬の足音も感じて少し寂しげな気分にもなります。
昨日から今日にかけて、化粧水とミツロウクリームを作ってました!手作り化粧品を作るのはアロマの実践的な楽しみ方の代表です。
クリームの作り方は、ホホバオイルなどの植物油を湯煎しミツロウを溶かし、少し冷まして精油を加えて冷ますだけです。(安全上、濃度を1%程度にするため、植物油の量を計るビーカーは必要。あと清潔な容器で。10mlに2滴が目安。)
ミツロウって何でしょうか?ミツバチの腹部腺からの分泌物で、巣の材料になっているもの。蜜蝋(ミツロウ)の「ロウ」は蝋燭(ロウソク)のロウです。
別名ビーワックス。天然のワックス。お菓子作りにも使われ、肌に優しい素材。加熱すると柔らかくなる扱いやすさから、クリームや口紅などの化粧品作りに用いられてきました。安全な上に、油脂や配合成分を均質・安定化する乳化剤としての効果もあるのです。
ミツロウクリームは、精油による肌への美容効果に加えて、ミツロウにも肌や唇をしっとり(保湿)させ、やわらかくする(エモリエント)効果や、炎症を抑えたり抗菌効果も加わるようです。ヨーロッパの家庭では肌の炎症や切り傷、火傷にも広く利用されてきたほど。
そんなわけで、肌のお手入れには、エッセンシャルオイルを適切な濃度で加えた手作り化粧水とミツロウクリームがオススメですよ!
ちなみに、一匹のミツバチが一生かけて集める蜂蜜の量は、ティースプーン1杯程ですが、一生かけて作れるミツロウの量は、それよりも更に少ないとか。なんて貴重な恵みでしょう。ミツバチに感謝して使わないとね^^
化粧水には少しだけグリセリン(薬局で安く売っています)を入れると保湿効果が優れます。日持ちをよくするのためにエチルアルコールを少々加えることもあります。
それでも冷蔵庫で保存し1箇月程度で使い切った方が良いでしょう(大量に作り置きはできない^^;)。
使う前にはよく振って・・・。
それと、直接肌につけるので、ブレンドした精油などにアレルギーがないかパッチテストは必要です。
試したブレンドのレシピなどは追々書いてみますね(^^♪
手作りだけにその都度違う仕上がりになるのもまた面白いところです。
※ミツロウは元々は黄色ですが、精製して白くしたものもあります。