はぁーっ、引越しも落ち着いて。
今日は、とある会社の一次面接に出かけました^^;
さて、実は、インストの割に石鹸の手作り経験はなく、知識
だけで実際の使い心地はどうなのかなと思っていましたが、
先日、nadesikohomeさんから一万アクセス記念で頂いた手作
石鹸を使ってみて、使い心地や使用後のみずみずしさに感動
しました。そこで、なぜ手作石鹸はこんなに市販品と違うのか
調べてみました。(間違いあったら教えてください。)
まず、背景として市販品は企業が採算取れるように、短時間に
低コストで大量生産する製造方法で、長期保存できる添加物を
使用します。使用する側の安全や品質は最低限度になります。
個人が作る手作り石鹸は使用する側の安全性や使用上の
品質が第一で、少量生産なので多少、面倒で手間のかかる
製法も可能です。
※添加物
市販品には保存期間を長くするためにパラペン等の防腐剤、
凝固剤、エデト酸塩、酸化防止剤等が添加されている。特に、
液体のボディーソープには界面活性剤が入っているもよう^^;
手作りは無添加。余計な刺激物がなく肌に優しい。
※原料となる油
市販品はどんな油脂を使っているか明示されていない。
植物由来と書いてあっても、化学処理をした加工油脂である
可能性が高い。(長期保存可能にするため。)
安価な鉱物油も使っているのか、ご存知の方、教えてください。
ジョンソン「ベビー」オイルも鉱物油なので使っていそうですが。
手作は自然のままの植物油を使用。
※製法
・市販品
短時間で大量に作るために、油の中の「グリセリン」を除去
(せっかくの保湿成分を!!)して脂肪酸の部分のみ化学反応
させる「中和法」で製造。数時間でできるそう。
グリセリンを取り除いてしまうので保湿効果がないため、後で
保存料入りのグリセリンを添加したり、別の保湿成分を添加。
・手作り
天然成分を生かす手作り製法「鹸化法」には２通りある。
「釜焚き法」
オイルに水酸化Naを混ぜ化学反応させて10時間以上釜で炊く。
「冷製法」
オイルを溶かすための湯煎はするが、釜焚き法と異なりその後
の化学反応をさせるための加熱はしない。
型入れ後、1か月以上長期熟成させて作るので、天然素材を
最大限生かした製法といえる。
この製法だとグリセリンが後に添加されたものでなく自然に
タップリ含まれるので、他の製法と比べて泡立ちの細かさや
洗い心地やしっとり感が素晴らしい。
その訳は水と植物性油脂量に対して苛性ソーダが少なめで
油の温度も低めなので石鹸の製造過程でできるグリセリン
などの有効成分を残せるということらしい。
また、高温製法の石鹸独特の匂いも少ないので合成香料を
添加する必要もない。
※保管
手作りは無添加な分、風呂場に放置などは避けてきちんと保管
した方が長持ちするそう。
多少、面倒でも使い心地をキープするためなら！
※注意点
手作りは大抵、薬事法上の化粧品の認可を受けていないので、
台所用石鹸とか雑貨扱となり、肌への使用はあくまで自己責任。
※補足
完璧に別物だということが改めて分かりました。
ただ、製法や原料の違いだけではなく、手作石鹸にはその人の
真心がこもっているからこそ、暖かいプラスのエネルギーが感じ
られ、使い心地もより素晴らしく感じるのでは、と思っています。
