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ホワイトファーの★手作りアロマ雑貨★

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購入履歴

2007年01月14日
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カテゴリ:アロマテラピー

リコリス.jpgリコリス(Licorice)というハーブティーご存知でしょうか。お菓子の甘味づけなどでも使われてるから知らないうちに出会ってるかも。日本では「甘草(カンゾウ)」と呼ばれ、使用部位は根です。
私は紅茶とかレモングラスとかハーブティーとブレンドして飲んでます。甘み付けというだけでなく、私が求める作用があるようだからです。のども弱いし、自律神経整えて、ストレス耐性を強めたいし、とか。

■ながい歴史
薬用としての歴史は長く、古代アッシリアやエジプトに記録がある他、ローマ、ギリシャ、中国人によって少なくとも四千年前から用いられてきました。名の通り根は甘く、甘味の本体である「グリチルリチン酸」はショ糖の150倍の甘味を持つとかで苦いハーブと混ぜ飲み易くするためにも用いられます。また、優れた抗炎症作用を示す成分だそうです。
リコリスは他に抗アレルギー作用、便秘、リウマチ、関節炎などの薬効も知られています。フラボノイド、クマリン、アスパラギン、エストロゲン様の物質(不確定)など含もます。
身近な薬としては、喉の痛み止めのトローチや目薬にも処方されています。

■自律神経への作用
中医学(日本の漢方とは別)では、神経のたかぶりを鎮め、不安、緊張、イライラ、不眠、頭重といった神経症や不眠症状を改善するため、交感神経優位に偏った状態を副交感神経とのバランスを回復させる作用を期待して処方します。逆に交感神経を優位にさせたい時の処方に、刺激緩和やバランスをとるために逆作用の甘草を少しブレンドして効き目を調整したりするそうです。奥深い。

■副腎活性
リコリスは副腎を刺激します。含まれる「グリチルリチン」は体内のステロイドであるコルチゾンと似た構造を持ちホルモン作用があって、ストレスにうまく対処するのに役立つコルチゾンホルモンの生成を促します。長い間ステロイドホルモン剤を使用して、副腎の機能が低下してしまった場合の手助けにもなるそうです。また、リウマチ、関節炎、アレルギー疾患に対する効果が期待されますし、副腎機能低下症であるアジソン病の治療にも用いるそうです。

■免疫系の強化と解毒
含まれている「グリシリジン」と「グリチルリチン酸」は体内でインターフェロンを刺激したり、免疫システムを保護します。中国ではリコリスを解毒剤として今でも使用し体力や耐性を強化するそうです。

■女性ホルモン-エストロゲン作用
リコリスは女性ホルモンであるエストロゲン様の作用をする物質を含むと推測されているそうです。排卵が異状な場合に月経を刺激する作用があったり排卵しない女性が治療された研究報告もあったり、更年期障害や月経痛にも用いられているほど。ただ、エストロゲン様作用をする正確な仕組みはまだ究明されてないそうです。

■呼吸器疾患に有効--咳をしずめ、痰を除く
 市販されているのど飴や、咳ドロップにはいずれにも含まれている成分です。リコリスは肺、喉、体から出る余分の液体を除去する能力を持つグリコシドを含んでいます。リコリスに含まれる成分のサポニンが去痰作用をすると思われますが、サポニンには呼吸管内の粘液をゆるい状態にして、体が粘液を出すのを助ける力があり、咳を軽くするのに効果があるとも言われています。
 
■抗炎症性及び抗関節炎性、抗菌、抗ウィルス作用
 動物を使っての諸研究はリコリスが抗炎症性及び抗関節炎性のあることを示しています。また試験管内では抗菌性及び穏やかな抗ウィルス作用を示すこともわかっています。リコリスは潰瘍の治癒や予防、また肝炎の治療にも有効です。

■胃潰瘍や十二指腸潰瘍に
穏やかな緩下作用などで消化機能を正常に向かわせます。胃や十二指腸の潰瘍の治癒や予防も期待。胃腸の内層を保護する細胞を増やす刺激があるためだそうです。

■副作用
女性ホルモン-エストロゲン作用がある関係で妊産婦は避けます。
血圧上昇を伴い高血圧の方には向きません。
大量摂取は水分滞留の恐れがありますが、ハーブティーを時々楽しむ程度なら問題ないでしょう。体によさげだからと大量に摂取するのはどんな食品でも止めておくべき事ですね。

(参考)
グリチルリチン酸を含む医薬品を長期連用や大量使用すると「ナトリウム貯留、カリウム排泄促進が起こり、浮腫、高血圧、四肢麻痺、低カリウム血症等の症状があらわれ、これらは偽アルドステロン症」http://www.drugsinfo.jp/contents/qanda/a/qaa13.html(昭和53年2月13日薬発第158号厚生省薬務局長通達)とのことです。
これは多分リコリスに含まれるという「グリシリジン」が副腎皮質を刺激してアルドステロン(鉱質コルチコイド。副腎皮質ホルモンですがインスト試験によく出る「糖質コルチコイド」じゃない方ね^^;)を分泌させるからでしょう。アルデステロンは尿細管という腎臓で尿を濾している部分(体内に戻すものと尿として排出するのを分別する部分)で、「ナトリウムイオンの吸収」と「カリウムイオンの排出」を促進する作用をもちます。ナトリウムが出て行きにくくなり体内の浸透圧が上がって水分が体内に多く残るから、浮腫や高血圧になりやすくなるわけですね。

参考 お買い物は カリス成城 リコリス ルート カット とかいいかも。
http://www.kenko.com/product/item/itm_7511545072.html
私が買ったのは生活の木です。
リコリス2.jpg






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最終更新日  2007年01月14日 22時44分29秒
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