ホワイトファーの★手作りアロマ雑貨★

私達の意識には顕在意識と潜在意識があります。
そして潜在意識の領域で、実は我々は一つにつながってるそうです。
その一つに繋がる領域を集合意識と言います。

我々一人一人の思いが集合意識に反映されているのです。
しかも、集合意識への反映は、必ず現象化に向かいます。
例えば、人を見下す意識は見下す行為を現象化し、即ち、見下される存在を生み出してます。
私たちはこの法則を知らず例えば、浮浪者の人たちを見てその人たちを批判し見下します。

しかし、実際は我々一人一人の見下す意識が浮浪者的な見下される存在を生み出したのです。
また見下すという体験をする為に、誰かが見下される存在の役目を背負うこととなるのです。

これらの現象を一本の木に例えてみましょう。
集合意識は普段は理解できません。我々の感覚では分からない領域です。
我々一人一人の意識は根の部分なのです。
『あの人さえ会社にいなきゃ、もっと良い会社になるのに。』という排除の思いや、
『あの人の考え方は間違ってる。』という自分の価値観・主義だけで人を判断する思い。

これらの意識・エネルギーがどれほど大きいかは想像できます。
つまり、これほどの意識という根が張っていると巨木となり、たくさんの葉や花や実を
付けるますね。この花や実が、戦争や様々な犯罪に当たります。実は、自分でその現象の
一端を担っているくせに、その現象を自分に責任がないかのように忌み嫌っているのです!!

もう一つ例を挙げると、世間では税金で豪遊する議員や公務員、会社のお金を横領する人が
いたり、ライブドアや投資ファンドのようなマネーゲーム・拝金主義や、架空の業績を
でっち上げる不正な粉飾決算の問題があります。
善悪や有罪・無罪は人間の法の話で、宇宙の法では罪はなく、同じひとつのエネルギー。
ライブドアはやり方が未熟でスケープゴートにされましたが、実は多くの有名企業も
合法的に粉飾決算をしてきたのです。
しかし、ライブドアの件をきっかけにひどい粉飾が影を潜めました。
ライブドアは、悪を成して善を成したのです。表裏一体です。

また、戦争や犯罪があってこそ、その悲惨さを知り、平和を求める心も生まれます。
一方、アメリカは正義と平和を求めると主張しながら中東に侵略し戦い、宗教間の争いを
増幅し、平和と程遠い状況を作っています。
これは一体、何をしているのかというと、我々は二極の中での学びをしているわけです。

ですから一方を、価値観で善悪と分けても、悪の方だけ切り捨てることはできないのです。
悪と善は裏表の関係で、当然、被害者と加害者も表裏一体です。

ましてや、被害者には同情して愛の祈りを贈り、加害者を批判し憎んでいるのなら、
その人の前には、永遠に被害者と加害者が存在する繰り返しでしょう。

そこで、イエスは『汝（なんじ）の敵を愛せよ』と教えました。
陰も陽も、ありのままを認め、自分の内でこの二極を統合しない限りは、根本的には
何も変わらないのです。

日本には「鏡の教え」があります。『全ては己にあって、他には無い』、そして、
『全ての現象はあなたを映し出す鏡』という教えです。
戦争を無くすには、自分の中で排除する思い、批判したり判断したりする思いを超越する
ことが必要です。一生懸命、葉や花や実を落としても、根っこには自分でしっかり栄養を
やっているので、次から次へと葉が出て、別の花が咲いてしまうのです。

特に、ライトワーカーを志す人はこの事に気付き、率先して取り組むときです。
自分の中で二極を統合する努力をせず、外に向かって礼拝したり、ヒトの幸せや世界の
平和をお祈りしても、薬や手術という現代医学の「対症療法」にすぎません。
症状を無くすだけで、根本解決にならず一部が治まってもまた、別の場所が痛み出します。

今目覚め、アセンションに力を貸そうと願う人々が、多くの人々を癒し導き始めています。
もし、統合しないままでの祈りでも無意味とは言えないし、地球のために役立つでしょう。
しかし、二極の学びの中で愛・光・神に気付いて歩み出した人々が、二極を統合し始めれば、
それが集合意識に反映されます。反映されたものは必ず現象化されます。
芋を洗って食べる１０１匹目のサルが出たとき、日本中のサルが芋を洗うようになったと
いいます。一定の割合に達せば、一気に世の中を塗り替えるなだれ現象が起きるのです。
スピリチュアルな世界でよく言うとおり、自分が変われば、いずれ世界が変わるのです。
自分自身が変わらないのに、誰かに救われたり、ヒトを救おうなんてありえないのです。

私たちは気付くときです。
悪を憎む心が、実は憎んだはずの悪を生み出し、戦争と犯罪の元になっています。
善悪・陰陽は表裏一体なのです。そんな世界と自分を受容し、統合できるか。

加害者や嫌いな人を愛するのは難しい、と思いこんでいると、それが集合意識となり、
ますます、本当に難しい世界を引き寄せるのです。
まず、みんなこの世では、敢えて影も持つ選択をしているけど、元は光の存在だ、
簡単に愛せる、と思うことですね。
１０年前は神を感じることは難しいと感じていたけれど、今の状況は違います。
ですから、『二極を統合することはとても難しい』と思うより、『二極を統合する学びに
私もいよいよ入ったのだなぁ』、と思った方が話は早いのですね。

まず、自分の中にはエゴや傲慢さや、人を判断する思いがあるという事実を認めましょう。
でも、そういった感情はいけないんだ、とは思わず『私は今、この感情を体験している』と
認識したらよいのです。自分のエゴを受容しなければ、他人のエゴを受容できませんからね。
我々は多様性を学びに来たのですから、様々な感情を体験してよいわけです。

地球の何十億年の歴史の中で、一度も同じ雲や夕焼けは見れないとは、何という豊かな世界、
豊かな星に生きているのでしょう。そのことに感謝し、統合に向かいたいと思います。
善悪・陰陽が表裏一体で存在できるこの地球ならばこそ、素敵な学びができることも
忘れてはならないでしょう。ただ、余りにも今、分離しすぎているのでしょうね!!

大分の公園のハーブガーデンで撮影
　ローマンカモミール


　２色の「ヤロー」