鉢植えしている、バジルの花が咲きました(^^♪
バジルOcimum basilicumについてはだいぶ前に書いた気が
しますが・・フェンネル同様、料理に使われるシソ科のハーブ。
「王」という意味のギリシャ語「バシリコス」に由来しています。
スッキリしながらスパイシーで強い香りを持つバジル精油は
食材のイメージより、力強くてクリアに香ります。
世界中で古くから宗教儀式で利用されてきました。
インドのアーユルベーダ医学でも必須です。
心をサポートしてくれるので精神的疲れが重なったり、集中して
望む必要があるとき、芳香浴や手浴をどうぞ。刺激が強いため、
全身浴には向かないでしょう。トリートメントでは1%未満の濃度
にする注意が必要です。
岩塩とバジルを混ぜたバスソルトを作り洗面器のお湯に入れて
手浴してみてください。スーッとやる気と集中力がみなぎるかも。
ただし、時間は短めに。
頭脳を明晰にさせる作用とともに、鎮静・坑痙攣作用もあるので
頭が重いときやストレス性の頭痛にもよいといいます。
キャリアオイルで薄め、こめかみやうなじにつけると、スッキリ。
気管支系のトラブル(咳、ぜんそく、インフルエンザなど)にもよく、
血液や消化器系の流れを良くするので、胃のむかつきやお腹の
不快感などにも。鼻づまり、筋肉痛、ウィルス性帯状疱疹など
多様な作用があるそう。
日本のヨモギを思わせる万能薬的なハーブですね。
若い頃からパスタのバジリコが好きだったのですが、心が求めて
いたのかもしれません。