「チャングムの誓い」で涙
昨日の夜は先週録画してた宮廷女官チャングムの誓いを見ながら、胸が熱くなりました。(このドラマを見ていない人は話がわかんないですよね。すみません)子供の頃の話でも泣けるシーンがたくさんあったのですが、今回の3/24放送分では、チョン最高尚宮(チェゴサングン)の心遣いとチャングムの友達のイ・ヨンセンのシーンで泣けました。チャングムの誓いも21話になり、ハン尚宮とチェ尚宮の対立が激しくなってきました。チョン最高尚宮は病気を煩い最高尚宮を退くことを決め、ハン尚宮とチェ尚宮のどちらかに最高尚宮の座を引き継ぐことを決め、料理対決で勝敗を決めることになったのです。チェ尚宮の嫌がらせにも屈せず、チャングムの力で最高尚宮はハン尚宮に決まりました。チョン最高尚宮はいつも真面目で毅然とした態度をとるハン尚宮を押していました。そして、2、3日後には宮廷を去ることを皆に伝えたのです。そして、ハン尚宮を部屋に呼び「自分はもう、なんの心残りもなく宮廷を去ることができる、60年余り宮廷にいることは孤独との闘いだった。何度、抜け出そうと思ったかしれない。宮廷にいる者は皆、孤独と戦っている。そのために、地位や名誉にこだわり人の足を引っ張ることしか考えられなくなったりする。そして、そういう者たちに取り入り、媚びる人間も出てくる。ハン尚宮、おまえのその毅然とした態度は素晴らしい、しかし時にその毅然さが孤立する場合がある。下の者の話も聞き入れる柔軟な心を持たなくてはいけないのだよ。上に立つということは、毅然さと柔軟さを持つ必要である、難しいことだけどね」(こんな感じのことを言っていましたが、途中会話が抜けてたかもしれません)それを聞いたハン尚宮は涙で何も言えなくなってしまいました。(うっっ、ここでも涙が・・・)そして、一番泣けたのは冒頭でも言ったヨンセとのシーン。ヨンセはそんなに出来がいい子ではないけれど、とても心の優しい女官です。そのヨンセは厳しいけど優しいチョン最高尚宮の事が大好きなのです。チョン最高尚宮が2、3日後には宮廷を去ると聞いて、ヨンセはたまらなくなり最高尚宮部屋へ行き大泣きしました。最高尚宮も「まだ幼いおまえをここに残していくのは辛い」と言って、強くヨンセを抱きしめて泣くのです。もう、私も涙ですよ。チョン最高尚宮という人は、顔や態度も恐い人なんですけど、とっても心優しい部下思いの人なんですよ。不正や欲には一切かかわらない人だったんです。そのために上や下の人から疎まれることもあったんだと思います。そのためにこれから最高尚宮になるハン尚宮には、少しでも楽に生きていけるように「毅然と柔軟さが必要だ」と言ったのかもしれません。こんな上司に恵まれたかった~。オー人事、オー人事ですよ。このドラマは宮廷料理人の話だけじゃなく、人として・・・とか、人生の勉強もさせてくれるんですよね。薬草の話とかもすごく為になるし。そして、今日3/31 22話は、とうとうチョン最高尚宮が亡くなってしまうのです。またテレビの前で涙です。