それって、わたしのせい…?
タイ正月ソンクラーン(水かけ祭り)でアユタヤに行った時から悪夢は始まっていた…。友人の車2台とそのうしろからの3台がオカマを掘り、大型ショッピングセンターで停電になり、挙げ句の果てに、パタヤのハリウッド(ディスコ)で大火事が起こった。これら全て、私がいるところで起きた事件、事故。命には関わってはいないものの、へたをすると死に至ることばかり…。とくにパタヤのハリウッドでは何が起きたのかわからなかった。とにかく1階へ。するとそこは、わずか2、3m先さえも見えないほどの煙と炎に包まれていた。それを目の前にして初めて事の重大さに気づいた。あぁ、わたしはここで死ぬんだ…。ってなぐあいに感傷に浸ってるわけにもいかず、小学校の頃からの訓練の成果をここで発揮するかのごとく、押さず、しゃべらず、走らず、で外へ。野次馬がたくさん見守る中、消防隊や警察があわただしく動きまわっていた。さっきまでこの中にいたのが信じられないほどの速さでハリウッドの看板が焼け崩れてゆく。ごうごうと燃えるハリウッドを前にふと友人をみると、その手には中で買った1000バーツのウイスキーがしっかり握り締められていた。さすが…。そして今日…。今度アルバイトしようと思っていた会社が、ワークパーミット無しで働いている外人取り締まりの件で引っかかった…。私の行くとこ行くとこ災難続き…。それ以来わたしは、疫病神扱いされている…。。。。