上海2日目
中国の朝は早い!
今日はツアーについている1日上海市内観光で、夜はOPの上海雑技団観賞。
朝8時半に出発で朝食は6時半から…
昨日はそのまま寝てしまったので、朝5時から起きてシャワーを浴びて準備。。
格安なので心配してたホテルだけど、前情報と違い、普通に一通り揃っていてまぁ快適。
テレビは壊れていたけど…
水はやっぱり臭かった!
だけどポットもあったし、ドライヤーもあったし、テーブルと椅子、デスクもあったし…
ユニットバスも、ちゃんと浴槽付いてたしね~。。
アメニティーセットも揃っていました。
朝ごはんもビュッフェ・スタイルでどれ食べようか迷いましたわ(笑)
集合10分前に用意して下に下りてフロントで貴重品を預けました。
フロントの金庫は信用できるとガイドさんに教えてもらったので、余分な現金とパスポートを預けに行ったんだけど…
本当にガード堅そうだった!
ライトの付いていない廊下から狭い1畳ほどの部屋に通されて…
その部屋の真ん中はカウンターで仕切られていて、その上は貴重品を受け渡しする窓口以外、木の格子が嵌められていて…
まぁ教会の懺悔室みたいなスペースかなぁ~
雰囲気は取調室って感じ…もしくは監獄の面会室?
格子の向こう側に入ったお姐さんが淡々と2重の金庫を開け、中のBOXを差し出して私たちが直接に貴重品を入れて、また金庫を閉じる。
その鍵を渡されて、書類にサインする…って感じ...
厳重です!
そして8時半が来てみんなが集まってきてバスに乗り込んだのに…
またもや出発できない!
あのオッサンたちのせいだ!
その中の『社長さん』と呼ばれていたボスが鈴木宗男に似ていたので、ニックネームは『ムネオ』に決定!
どうもその連れが二日酔いで寝ていたとか…
それならもう一日寝ておけば!って感じだけど、その人たちが用意するまで待たされて…
みんなイライラ、運転手さんもガイドさんもイライラ…
しかもまたちゃっかり現地妻たちまで連れてきている。。
30分以上待たされて、悪びれなくやってきたオッサン!
みんなのイライラを解消するべくもなく、やっと出発!
しかし上海は埃っぽい!
晴れと言っても青空が見えることはないらしく、数百m先は薄ぼんやりして見えないくらい!
ガイドさんは霧だって言うけど、どうも排気ガスか瓦礫の粉塵としか思えないんですけど…
昨日見たテレビ塔も薄ぼんやり
変な物体が!?
って思ったら、凧揚げをしていました!
上り鯉のようです。。
中国はもうすぐ新節祭(旧正月)なので、お正月準備で大変そうです!
クリスマスソングまで流れていました…
コチラではクリスマスも旧正月の年末なのかしらね~(^。^;)
中国は猪ではなくブタ年なので、町中ブタの絵だらけ!
結構可愛い豚さんでしたけど…
最初に行った所は豫園(よえん)で、上海で一番中国らしい庭園です。
下りる前にガイドさんから注意を受けていましたが、下りるなり寄って来ました…
「ビトンビトン(ヴィトン)、3つ、千円!」
いやぁ~、やっぱりいましたか…(苦笑)
無視して先に進みます。。
北京の紫禁城の中に作られて賛否を問われているスタバがここにも!
明の時代(?)に作られたという建物と庭は、岩と組み合わされたある意味バロック風??
穴もいろんな形で面白いです!
しかしここで私がやっちゃいました!
妹のデジカメを落として壊してしまい…
この旅行は最悪のまま終わってしまうのかと…
それを癒してくれたのが、次に行ったお茶屋さんでした!
中国式の作法を教えてもらい、お茶を頂いて何か憑物が降りた感じ!
友達のお土産と妹にお詫びで茉莉花茶を買って、同じツアー参加のおばさんと作法を教えてくれたお姐さんと雑談しました。
日本にも来たけど、やっぱり高くて行けないって嘆いてました。
妹が別の女の子と話して聞いたところ、お給料は一ヶ月に1万円だとか…
日本に来るのには10万~30万くらい掛かるそうで、そう考えたら年収分くらい掛かってしまうってことなのね~
お茶屋さんの斜め前の建物は、『千と千尋の神隠し』のお湯屋さんのよう…
ちなみに手前に移っている水色のタクシーが、上海では一番信頼できるタクシーなんだとか…
その次が黄色で、その次が青と緑と白で、赤いタクシーは使わない方がいいらしい…
上海の交通機関はタクシーが一番いいそうで、1メータ11元(176円くらい)で3kmくらい行ってくれるらしい。。
思わずバスで移動中、タクシーウォッチングして「あれはいいタクシー」「あれは悪いタクシー」って見てしまいましたわ
次はシルク工場に行って、衝動買いでシルクの可愛いパジャマを買いましたv
でも洗濯するのが大変そう…
その2階で昼食!
多くの知らない人たち(ツアー参加者)と中華の一つのテーブルを囲むのは、何となく食べた気がしませんね~(^_^;)
それから郊外の七宝に行きましたが、ここはまたまた空気が悪く…
歩いていても目が開けられないほどでした!
狭い路地に商店が並び、お正月の用品を買いに走っている人たちでごった返し!
しかもいろんな食べ物の臭いや生ゴミっぽい臭いが充満していて、慣れない私たちにとっては鼻がひん曲がりそうなほどの悪臭が漂っている!
でもあまりに美味しそうだったので、フルーツの飴を買ってしまいました!
日本でもりんご飴とか売ってるけど、その類!
でもこれで3元(78円)なので安い!
私はこのサイズがなくて、もっと凶悪にデカイのを食べましたが…(^。^;)
この飴は奥の方にしかなくて、また奥まで買いに行く勇気がなかった…
しかしここでまたムネオがやってくれました!
さっきお茶屋さんで烏龍茶やプアール茶を入れるのにいいとされている、鉄分を多く含んだ紫砂で作られた急須…
ボールペンなどで叩くとキーンという金属音がするのが特徴なんだけど、やっぱいい物は高くて600元以上(○万円~○十万円)するという代物…
それをこの界隈のお店で15元(240円くらい)で3つ買ったという。
ガイドさんが、雑貨や工芸品は偽物が多いので、気をつけて下さいって注意していたのに、全く聞いてなかったんだね~
私たちはガイドさんが「ここのお茶屋さんは、さっきの所よりも安いですが、いい物を売っています」って勧めてくれたお茶屋さんに入りました。
バスから待ち合わせ場所よりも近い場所だったので、丁度居合わせたガイドさんが、「他の人を待ち合わせ場所まで迎えに行ってきますから、ここでゆっくりしていてください」って言ってくれたので、もう一組の人たちと店内でみんなが来るのを待っていた。
そしたら待てど暮らせど迎えが来ない!
不安になりかけた頃、ムネオたちを連れたガイドさんがやってきた。
後でガイドさんから聞いた話だったんだけど、ムネオはその15元で買った急須を返品してくれってガイドさんに命令していたらしい...
でも交渉には時間掛かるし、他の人をまた待たせることになるので出来ないって言ったらしいけど…
当然だねっ!
社長って大威張りしている割には、ケツの穴のちっさい男ね!
そしてまた再び上海に戻って、上海美術館へ…
翡翠で作られた船
ここって美術館とは名ばかりで、また物を買わせるところ…
中国の店員はちょっと見ると手に取る前に近づいてきて、「これはいい」「買うか?」と付きまとってくる。
ここの店員は特にしつこくて、一度目を付けられたら、ずっと後を付いてくる。。
小走りで店内を逃げてもずっと…
おかげでちょっといいなぁって思っていたものもちゃんと見れなくて、逆に買う気がしなかったよ…
店員から逃げ疲れていたら、ガイドさんが「疲れましたか?」って声を掛けてくれて…
事情を説明したら、「そういうことがあったら私に言って下さい、私がちゃんと向こうに言います!」って言ってくれました。。
よく、こういうツアーではこういうお店に連れて行かれて買え買えって感じだけど、今回のガイドさんは取り敢えず決められているので連れて行くけど、いらないものは買わなくていいですよってお店の人の前でも堂々と言う頼もしい人でした!
頼りになるなぁ~って思っていたので、ムネオたちに奴隷のように扱き使われているのを見て本当に気の毒やら、同じ日本人として恥ずかしいやら…申し訳ない気持ちでいっぱいでしたわ!
つづく
日記の内容に関係のないコメントは、掲示板(BBS)の方へお願いします。
日記のコメントのついでに書き込んじゃうのはOKですよ( ^ー゜)b