上海3日目~其の参
昼食後、船着場までちょっと車で移動して、ボートに乗り込む。
広い運河からいよいよ出発です。
何だかのんびりとしていい感じ♪
生活用水路の方に入っていきます。
古くから変わらないような雰囲気がいいですね~。。
今も生活している人たちがいるんだけど、ノスタルジックな感じ~。。
のんびりとした船旅を終え、いよいよ『東洋のピサの斜塔』がある虎丘に到着です。
虎丘という名前だけに、門が虎の顔をしているのがオチャメv
しかも後ろの塔が尻尾になってるんだって~(^m^)
虎丘と言う名前だけに、今年こそ阪神タイガースの日本一祈願をしてきましたわ(笑)
結構な階段を上ってたどり着いたのがこの広場。。
ここは元々昔の王様が病気で亡くなり、次に王となったその息子が亡き父王のために作ったお墓だそう。。
左下にある平べったい岩は、千人岩と言われ、このお墓を作るために集められた千人の人たちが、この岩の上で休憩したりご飯食べたりしてたんだって。
でもお墓が完成した後、お墓の秘密を守るために、その千人の人はこの広場で皆殺しにされたらしい…
その血の痕が今もこの広場の石畳の上に残っている。。
言われて見ると、確かに薄くなってるけど赤っぽいシミが至る所に…><"
南無阿弥陀仏...
さて、この雲岩寺塔が『東洋のピサの斜塔』と言われる所以の、塔が斜めに傾いて見えるポイントに…
斜めに見えるでしょうか?
土台を見ればわかりますね~。。
原因はピサと同じで地盤沈下だそうですが、ピサの斜塔よりも古い物だとか…
塔の裏から見える街の風景
そのまま今度は裏の方へ下りていきます。
表の賑わいと違って、裏はちょっぴり寂しい感じ…
あっ、でも結構人いるなぁ~。
だけど静かな感じ…
逆行のせいか、塔にも哀愁を感じます。。
虎丘裏側の公園
蘇州観光の最後は刺繍研究所に行って、芸術的な刺繍作品を見ました。
本当に写真か絵画のように見える刺繍。。
裏表、どちらから見ても同じように(左右は逆ですが…)きちんと見えるという刺繍もあって…
ゆっくりと芸術鑑賞していたら、そこの案内のおじさんが売り場の方へと急かす。
私はその誘導に乗り遅れて、「あっ、ついて行かなきゃ」って後を追おうとすると、ガイドさんが「ゆっくりと見ましょう!」と…
行かなくていいの?って思いつつ、ガイドさんとじっくり芸術鑑賞してしまいました(^。^;)
ホント、「買わなくていいよ」主義のガイドさん。。
私たちにとってはいい人だけど、商売としていいのかしら…って逆に心配に…
でもお客さんに対しての誠実さが伝わってきて、私たちは信頼できたし、安心して任せられたけどね~。。
本当にいいガイドさんでよかった。。
売り場の方に行くと、おじさんの説明はすでに終わっていて、みんな売り場を見て回ってたんだけど…
やっぱ買えるかなっていう程度の金額の作品は、本当にヒドイ…(^。^;)
やっぱ一流芸術を見た後だけに余計にお粗末に見えてしまう。。。
そこでは何もそそられる物もなく、刺繍研究所を後に…
一路、上海へ。。。
つづく
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