関西ではやっとアニメ「デスノート」完結です。
映画も1しか見ていないし、原作も読んだ事がなかったので、ずっと結末が気になっていました。
ゲーム感覚で見ているとやっぱ主人公の夜神月を応援してしまいたくなるし、でも理性的に考えるとあれを野放しにしていくことはできないし...
結末は意外にあっさりしていましたね。
っていうか、やっぱあの結末しかなかったかなと...
終わってしまってから思えば、最初からあの結末が見えていたのかも...って思います。
でも色々考えさせられる作品でした。
「殺人ノート」などというおどろおどろしい物がメインで、やっぱそれをみた子供たちはどうしても「自分が気に食わない人間を自分の手を汚さずに排除できる憧れのグッズ」って捉えてしまいやすいのでしょうけど、これを通してもっと深く考えてほしいなぁって思いました。
最初このノートを手にしたのは高校生。
正義感に溢れ、警察官である真面目で実直な父親の背中を見て育つも、自分の理想として映っていた正義だけでは解決できないどうにもままならない現実と言うのも見えてきて、そういう世の中に対して深い絶望と憤りを感じ始め、自分の未来に希望を持てなくなってきているお年頃。。
そんな彼の元に一冊のノートが舞い降りてくる。
最初は泣き寝入りするしかない被害者を思い、法で裁かれない悪人たちをこの世から排除しまじめる。
しかしその内、彼の邪魔をしようとする人間を排除するようになり、自分の目的のためにノートを使い、身の回りの人間を利用し始める。
そうなってくるともう回りは全て自分のコマであり、愛すべきものも見失ってしまう。
それを最期まで気づかなかった主人公が、ちょっと哀れに感じたね。
全ては最期のニアの言葉に掛かっていたと思う。
自分を正当化しようとする夜神月に対して「いいえ、あなたはただの大量殺人者です」と言い切った言葉。
いつから彼は「ただの大量殺人者」になったのか...
それは振り返れば最初からかもしれない。
どんなに正義感に溢れ、明晰な頭脳を持つ人間でも、絶対なる大きな力を持ってしまうと勘違いをしてしまい、その信念を狂わせてしまうと言うこと。
身に余る絶対的権力はその器がないとコントロールできない。
何もこの「殺人ノート」に限らない、現実社会でもそういった大いなる権力、力を手にした時、人間はいかに独裁者になってしまうかと言うことは、今までの歴史を見ていても立証されていることだと思う。
そしてそういった人間がたどる末路は滅びしかない。
何か哀しくも虚しいというかそういった虚無感が残りますね。
結局、結論はそんなノートは存在してはいけないってことですね。
本当に全ての人が平和で幸せに暮らせる、そんな日が来ればいいのですが...
HPの方、サーバーのシステム変更のせいか、メニューバーの方からページアクセスができなくなっていた所がありましたが(主に外部のページを読み込む場合)、応急処置として「TOP」に戻ると他のページに再びアクセスできるようにしました。お手数ですが、そちらでお試しくださいv
尚、お使いのブラウザの「更新」をされると自動的に「TOPページ」に戻りますのでそちらを使っていただいてもOKです♪
レンタルサーバーからお借りしていた画像掲示板に少し前からアクセスできない状態になり、復旧されるかと暫く待っていたのですが連絡もないまま消えてしまっているようなので、以前自分でCGI設定した「おみくじ付きBBS」を仮設定しています。
HPからのリンクを変更していますので、またご利用くださいませ。
一応、ご自分のお使いになられているサーバーなどに画像をUPされ、htmlのタグを入力していただければ画像貼り付けも可能です。その他、タグもいくつか使えます。
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