あーしゃ♪の部屋～雑貨マニアの部屋♪

これってドイツの映画だったんですね～。
何となく私が持っているドイツ人のイメージ、真面目だけど堅物であまり人付き合いはうまくない…
そしてイタリア人のイメージ…いい加減だけど陽気で誰とでもすぐに仲良くなってしまう…
そんな典型的なドイツ人女性とイタリア人男性の物語。
女性でありながら有名レストランのシェフを任されているマーサは、優秀だけど人付き合いが苦手。
唯一の身内である姉が８歳の娘を残して他界し、マーサが一時的にその娘を引き取ることに…
でもその娘は中々マーサに懐かず、学校にも行けない。
そこに、マーサの与り知らないところで、レストランの厨房にはいつの間にかイタリア人シェフ。
大音量で音楽を流し、仕事よりも楽しむことを優先させるマリオに反発を抱くマーサも、事故以来食べ物を口にしなかった姪のリサが、彼の作ったパスタを食べたところから好転していくように思えたけど…

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全てを語らず、観ている人が想像力を働かせて、この場面ではこの人はどういう心境なのだろうかとか、どうしてこういう状況になっているんだろうかって言うのを考えさせるところなどは、ドイツらしいなぁ～(私の偏見)って思っちゃったりしたのですが…
最近はハリウッドでも邦画でも「後は想像におまかせします」なんて作品も増えてきたけど、そうじゃないんだよね。
物語の途中途中でそういうのが出てくる。
面白いなぁって思いました。
ストーリーは感動的って言うほどでもないですが、じんわりと心のつながりみたいな温かいものが胸に残る作品でした。


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