気が付けばボランティアに参加して1週間が経っていました。
短いような長いような…否、やっぱり長い1週間でした。
今日はメディア効果か、昨日より少し多い400人あまりのボランティアさんが来てくださいましたが、やはり少ないです。
5年前に物凄い水害にあった豊岡市から来られた方や、その水害の災害ボランティアにも参加されたと言われる方に、あの時と町の中の様子が違うと言われました。
どういうことかというと、災害地認定がされているのにも係わらず、自衛隊や赤十字などの姿を町中で見ない。
豊岡の時はそういった行政から要請を受けてくる機関が町中を回って、支援物資を配ったり復旧作業にあたったりしていたそうです。
確かに救援物資が届いていることは届いていたのですが、被災地から少し距離のある学校の体育館までしか来てなくて、何日か経つまで知らなかったって言う人もいるし、知ってても車も流されてなくなっているのに、遠い場所まで取りに行けないっていう人もいるし…
本当にお年寄りが多い中、ボー然として、とても物が咽喉を通る状態ではないので、歩いていける距離でもお弁当を取りに行かない…というか行けない状態の方も多いそうです。
そういう人たちのケアってやっぱりもっともっと必要ですよ!!
本当にこのままだと自殺者とかも出てきますよ!
やり方が甘いわ!
それにやはり豊岡の時に比べ、ボランティアの数も圧倒的に少ないそうです。
確かに来て貰うのにも待遇悪いしね~。
もしよかったら…って、ボランティアの人用の宿泊場所を確保するべきですよね。
せめて学校の体育館などで、寝袋を持参とか、簡易ベッドを置くとか…出来そうな気がするんだけど…
今日は平福という地域に空いている時間で視察に出かけました。
その辺りは古い宿場町で、本当に素敵な昔の町屋造りのお家が並んでいるのですが、そういう由緒あるお家が軒並みやられています。
お家が広いので、2~3人のボランティアさんが入っても、1日ではあまり作業が進まない状態。
今まだ流木や泥が入ったままのお宅もあるそうです。
橋の欄干にその流木がまだ突き刺さったままですが、この凄まじさわかりますか?
欄干の隙間にまさに突き刺さっている無数の流木…まるで橋が弁慶の立ち往生と言ったような状態です。
どんだけ流れてきてん!っていうことですよね。
こんなのが家の中に入ってきたら一たまりもありません。。
これはホント恐いわ。
1週間経ってこの状態ですからね…
復興はまだまだ先が見えない状態です。
ボランティアに参加してくださった
にかとまさんが、ブログを書いてくださっていました。
ブログに掲載されている写真から察するに、JR上月駅周辺に行かれたものだと思います。
どうぞご参考にご覧頂けたらと思います。