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カテゴリ:音楽のこと
私の冬休みは歌舞伎で始まり狂言で終わるのです。 今日は万作の会の狂言を観に行きました。 秋に能を観に行ったのですが、やっぱり能は格調高い感じがして、何となく今回もお堅いイメージでちょっと身構えていたのですが、まずは野村萬斎さんの解説で笑わせていただき、スッカリリラックスモードに… っていうか、一人で30分も解説しつつ、観客を退屈させない話術が凄い! 私も見習いたいわ~。 最初は素囃子で「神舞」。 素囃子って楽器だけで演奏するらしい。 が、ロックのように激しいと言われたように激しい… 日本人のDNAが揺さぶられたのか、聞いているだけで何だかドキドキしましたわ。 続いては「二人袴」という間抜けな父息子のお話ですが、笑わせていただきました! 舅にご挨拶に行かないといけないのに、父と子で1枚の袴しかなく、それを使って何とか取り繕おうとする二人の右往左往する姿にハラハラドキドキしつつ、またまた可笑しい。 同じく「首引」という同じく親ばかな父鬼と甘ったれの娘鬼が人間の豪傑相手に振り回される話ですが…これまたコミカルで面白い。 いやぁ~、ヘタなコントを見るよりって比べるのも失礼だけど、普通に楽しめました。 萬斎さんも言われていましたが、本当に解説する必要もないほど、作品の内容がわかってなくても楽しめる。 狂言にこんなに親近感を持てるとは思っていませんでした。 本当に楽しい舞台でした。 笑う門には福来る…かな? 日記のコメントのついでに書き込んじゃうのはOKですよ( ^ー゜)b お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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