映画『レッドクリフII』
今日はレディースデーだったので、久しぶりに映画梯子です!でも今日の2本はどちらも濃かった…観終わった後は、もうお腹いっぱい!胸焼けしそうな感じでした。実際に、帰り車を運転していたら胃がムカムカして気分悪くなりそうだったし…まぁこれはきっと長時間(ざっと5時間ほど)同じ姿勢で座りっぱなしだったから、軽くエコノミー症候群のような感じだったんですかね~。さて、まず1本目ですが、待ってました!『レッドクリフ』のPart2です。ようやく本当の『赤壁の戦い』です。長い『三国志』の物語の中のたった数ページの物語ですが、こんなに壮大なドラマだったんだなぁって改めて思いました。確かにマンガを読んても、数十万人の死者とか平気で書かれていて、でもすぐにまた同じくらいの兵が出てきて…の繰り返し。しかも海でもないのに川で大艦隊での戦をしている。狭い島国の日本では考えられない大陸の大きさを思い知らされながら読んでいましたが、それを映像にするとこういうことになるのか…と圧倒されるばかり。でもまぁ、私の『三国志』の知識なんて、この映画を観に行くためにマンガをパラパラと読んだ付け焼刃な物ですが、それでもやっぱり『赤壁の戦い』と言えば、孔明がのらりくらりと自らの命の危険をかわしながら、周瑜を手玉にとって操り…ってイメージなのですが…ハッキリ言って、この映画は孔明と周瑜の…または呉と蜀(と言う国はまだこの時にはなかったけど…)の友情と信頼関係で得た勝利と言うような物語に仕立て上げられています。でもまぁ、史実がどうなのかはわかりませんが、あの長い『三国志』の中のホンの数ページでしか語られていないこの『赤壁の戦い』にだけスポットを当てて一つのドラマに仕上げるとしたら、こういう美しい友情物語もありなのかなって思いました。全編の半分以上が戦争のシーンです。緊迫感が漂いますが、戦前のシーンでは緊迫をしつつあるところに、ところどころクスッと笑わせてくれる他愛のないやり取りが入っていたりします。変に緊張を解いてしまうわけではないけどちょっとホッとさせられる、そういう緊張と緩和が絶妙だなぁって思いました。あまりにも緊迫シーンが続くと息詰まりがして、観終わった後にグッタリとしてしまいますものね~。私は孔明と魯粛のやり取りも好きでしたが、あまりなかったけど孫権と尚香の兄妹やりとりも好きでした。あんまりなかったけど…それにしても火薬使いすぎ!!魚の油らしいけど、どんだけ魚殺しとんねんって感じです。もちろん爆発力を高めるため(?)、石灰のようなものも調合していたみたいですが、本当にこんなに凄い爆発力だったんですかね~。でもまぁ80万の軍勢をほぼ全滅させたと言われているので、やっぱりこれくらいの破壊力があったのでしょうか。恐ろしい…もう一つ余談ですが…part1は吹き替えで観ましたが、今回は字幕でした。今更ですが、中国語(広東語?)ってやっぱ誰でも話すと声が高くなるんでしょうか?金城さんも日本語のお芝居の時は、結構渋めの低い声なのに、中国語を話されている時は、他の中国人と同じように声が高いなぁって思って…他の国の言語ってあんまりそういうのがないので、ちょっと面白いなぁって思ったのでした。 ではもう一つの作品についてはまた後ほど…日記の内容に関係のないコメントは、掲示板(BBS)の方へお願いします。日記のコメントのついでに書き込んじゃうのはOKですよ( ^ー゜)b