こども☆へんてこアートなおまつりに参加したアーティストたちも、また「へんてこ」なアーティストばかりでした。

■ヘンかわ2005/06『こども★へんてこアートなまちづくり隊＊横浜ビジネスパーク』
■ヘンかわ2005/06『横浜ビジネスパーク＊マリオ・ベリーニ＊とってもバブリーなベリーニの丘』

その場では説明を出しませんでしたが、今ここでそのヒミツを明かします。

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地元岡山で不幸があり、帰省しなければいけないということで、1日しか参加してもらえなかったけど、さすがにキツネは子どもに大人気でした。

　

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○向島とアーティスト

キツネの彼女は、数年前から東京の向島の古い空家を自分たちで改装して、アトリエ件住居として暮らしている。
現在、向島にそのようなスタイルで移り住むアーティストが少なく無いが、彼女はそのパイオニア的な存在のひとり。

そもそも向島は古い家並みの残る地域だけど、高齢化が進み、古くからの住人は少しずついなくなり、空家が増え続け、かといって、まさか、戦前に建てられた古い家に借りてがつくとも思わず、住民たちは、江戸のころより恐れられていた火事対策に頭をいためていた。

けど、そんな事情をしった若いアーティストたちが「自由に改装できるしカッコイイじゃん」てなことで、どんどん移り住むようになって町にも活気がでてきた。

＊とはいっても、新参者に対する賛成派と反対派がいるみたいだけどね。

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○向島と雨水

古い長屋の連なる向島の天敵は火事ということで、昔から、床下に防火水として雨水をためることのできるようになっている家もけっこうあるらしい。

そして、このキツネちゃんの実家岡山も、農地であるために、水がとても重要だったという。

そんなことから、彼女は、ふだんから雨水をためて、それを彼女のパフォーマンスに利用している。

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○ツママレin横浜ビジネスパーク『キツネを探せ！！ゲーム』
　～へんてこアートの世界に遊びにきた向島へんてこ狐編～


2005/7/16 10:30~17:00


テーマ
水、雨水

ツママレ
私が住む向島は雨水利用の先進的な土地です。そこに住みなが
ら必偶然に生まれたツママレという造語。また私にとってキツ
ネは水の化身であり、水の私的表現、その場で出会った人達へ
伝えたいメッセージのトッカカリの意味があります。「ツママ
レ」「キツネ」は向島に住み、水というものを媒体にして生ま
れた作品です
※「ツママレ」感・・・開発の進んだ東京にありながら、古い
木造住宅と小さな町工場が密集する向島。
そこに訪れたり住むときに感じる違和感や白昼夢のような形容
しがたい感覚。「狐につままれる」という言葉から

内容
キツネを探せ！！
キツネのお面の目に小型カメラをしこみ、キツネは会場内をう
ろうろしています。キツネの目線はプロジェクターを通して視
ることが出来、それを見たお客さんに「キツネを探せ！！ゲー
ム」をスタッフが説明し、水ヨーヨーを渡し参加してもらいま
す。（ヨーヨー内は向島の濾過煮沸済みの雨水を入れる。）
キツネを探し、キツネが背負った篭にボールを入れてもらいま
す。ボールが入れば成功でキツネから雨水の飲み方、茶葉、ヨ
ーヨーがもらえます。

目的
キツネと出会った人が、家に帰って水道をひねる時、それまで
と違った感覚を呼び起こすことを目指します。


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○雨水1200円

じっさい、彼女は、ブルーの瓶につめた雨水を千代田区で許可を得て販売しているという。
小さなその1瓶が、なんと1200円。
沸かして飲むととってもおいしいらしい。

1瓶いただいたので、今度のオバルナイトで、みんなでお茶を飲んでみようかな。

■OVAL★night オバル★ナイト

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