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2009.05.18
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アサヒ・アート・フェスティバル交流支援事業として、混浴温泉世界のお手伝いをしに、別府に行った。

別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」
Beppu Contemporary Art Festival 2009 'Mixed Bathing World'
日 時
2009年(平成21年)4月11日(土)~6月14日(日)(65日間)
※アートゲート・クルーズ会場10:00~18:00(入場は終了30分前まで)。
※上記は原則であり、休館日、開館時間は会場や企画により異なる。

太平戦争末期、すでに勝利を確信した米軍は別府を占領後の保養地にしようと考え、空襲を控えたといわれている別府には、古くて細い路地がたくさんあり、町も展覧会も想像以上によくてはまった。

そんな別府の、まずは、別府スイーツ・グルメからご紹介。

+++++++

○喫茶なつめ

混浴温泉世界のスタッフがお勧めしてくれた喫茶店。
手前に「カレーハウスなつめ」もあり、はじめ間違えて入ってしまった。
カレーも美味いらしいが、カレーの時間ではなかったのであわててとなりの喫茶店へ。
温泉コーヒーがおすすめメニューでしたが、この日は、暑くて腹減りだったので、生りんごジュースとパフェをいただきました。

喫茶なつめ

1961年創業当時のままの内装が昭和で落ち着きます。
さすが、日本有数の観光地別府。
お値段は、それほど東京と変わらないです。

大分県別府市北浜1丁目4-23
9時30分~21時30分
0977-21-5713
 水曜休み

+++++++

○聴潮閣(ちょうちょうかく)の幻の手作りフルーツタルト

1929年(昭和4年)別府商工会議所の初代会頭で、建築の翌年には代議士ともなった大分県政財界を代表する大物・高橋欣哉住居と迎賓館を兼ねて造られたという、由緒正しい洋館に、在仏トルコ人作家サルキスの作品の展示がある。
別府に到着したとたんに、事務局の「さ」さんに、「今晩、聴潮閣で芹澤さんのトークがあるので、いっしょに行きませんか?」と誘っていただき、お言葉に甘える。

オーバにとっては、「初混浴温泉世界」。
しかも、いきなりキュレータートーク付きで裏話満載。
そして、しかも、その後、思いもよらずコーヒーと「今はもうメニューに入れていない」という聴潮閣館長高橋さんによる幻の手作りフルーツタルトまでいただくという贅沢な夕べでした。

聴潮閣(ちょうちょうかく)


聴潮閣 高橋記念館
別府市青山町9-45
TEL: 0977-22-0008

公開時間: 午前10時~午後5時(入館は4時半まで)
開館日:2009年 6月14日までの混浴温泉世界会期中は毎日。
それ以降は毎週 日曜日と祝祭日のみオープン
(ただし、1月1日は休館日)
入館料:300円(コーヒー付き600円 )
喫茶のみ利用 コーヒー500円

オンパク


この夜の企画は、オンパク企画。
オンパクとは、混浴温泉世界のプロデューサー山出さんが、海外でアーティスト活動をしていたときに、故郷別府でのオンパクの活動を聞いて、「これは帰って何かしなければ!」と思い立ったきっかけになったらしい、地域振興の先駆的活動。
BEPPU PROJECTは、オンパクとのコラボレーションによってますます厚みを増していました。


○「憧れのアート・ボランティアになろう」
アートスタッフとなってアートの世界をもっと深く詳しく知りたい方への専門講座です。学ぶだけでなく、講座後は実際にアート・ボランティアの一人となって お客様に説明します。1、2週目はアート作品の会場で学び、3週目は総合ディレクター芹沢高志とアート談義。学べて即、役に立つ3日間コースです。
【日時・会場】
 5/7(木)  19:00~(冨士屋Gallery一也百 0977-66-3251)
 5/14(木) 19:00~(聴潮閣高橋記念館 0977-22-0008)
 5/21(木) 17:50~(アホロートル(Bar芹沢) 0977-23-2876)※集合:竹瓦温泉
【料金】3回コース 5,000円
【定員】10名
【特典】フェスティバルTシャツ1枚進呈。THEトタニズム・ツアー1回無料、パスポート割引
【条件】5/22(金)~6/14(日)の間にアート・ボランティアを一日以上すること。
【予約】オンパク事務局(ネット予約可)0977-22-0401

++++++++++

○カフェ アホロートル

大分県別府市楠町7-8
10:00~17:00
0977-23-2876

築100年の置屋を利用した喫茶店アホロートルのカレーを食べたいと思っていた。
最終日に参加したトタンの家を観察するツアー「トタニズム・ツアー」で立ち寄ったのがこのカフェでラッキー!
参加者用にケーキセットが用意されていたのだが、あっさり素朴でおいしかった。
*しかも、このツアー、ケーキセット付で1000円!

アホロートル

昔の置屋そのままの部屋。

テーブル席もあります。

そして、終戦直後の「芸妓新聞」的な業界新聞のコピーがあり、置屋の事務所である検番同士の争いについて書いてあって興味深かった。

芸妓新聞

争いは、引揚者を差別するような態度に端を発しているようなのだが、
「朝鮮、台湾、満州も元は同じ日本。
だいたい大分人は排他的で、ケツの穴が小さい」
などと書かれている。

オンパク


○THE トタニズム・ツアー!

5/11(月)・18(月)・25(月) 10:00~12:30

料金:1,000円
定員:10人
予約:オンパク事務局 電話:0977-22-0401
集合場所: 竹瓦温泉前


++++++++

○べっぷ駅市場(別府ステーションセンター)
「稲荷餅屋」


べっぷ駅市場は、1966年オープンの当時をそのまま思わせる別府の台所。
高架下のダイエーを抜けたところにあります。
昔ながらの八百屋、魚屋、そうざい屋が並び、そのレイアウト術は実にフォトジェニック!。
その中のたぶん「稲荷餅屋」で購入した和風ミルクプリン。
下部にはあんこが入っていて美味でした。


和風ミルクプリン

 

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Last updated  2009.06.14 00:26:53
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