旅の空はうわの空 ～空感工房 ～

「旅の空はうわの空」というタイトルなのに、
そういえば旅の話を書いてない。
世間話と最近は料理ものがメインだ。

そこで、最近の海外への旅を思い返してみると

２００５　ヨーロッパ諸国　パブと教育施設をまわる
２００４　　　なし
２００３　アメリカ西部　　国立公園をまわる　　　
　　　　　中国・上海　　　職員旅行。旧正月。
　　　　　カンボジア　　　現地の幼稚園でなんちゃって授業
２００２　カンボジア　　　協力隊の友人と話をしたくなったから　

昨年のイタリアは８年越し
２００３年のアメリカは７年越し
そんな、熱い、だけどゆるいラブコールが届いたのかと思う。
そういうタイミングだった。

特にイタリアは嬉しすぎて、
飛行機がローマの上空を旋回している間、
茶色い屋根を眺めながら感動し、
着陸して滑走路を走っているあいだは、
「ほんまに降りてええんかなあ」
とドキドキしてしまった。

不安感があるわけでもなく、
ワクワクを超え、
そんなどうしようもない状況である。

生で広場が見れる、好きなあの車が見れると思うと、
もうバクバクである。
すきなあの車というのはFIAT500（チンケチェント）
まーるいボディがたまらなくかわいい。

　

ちなみに、ルパンの映画にも出ている。

どちらかと言うと、それで有名。
戦後イタリアの庶民の名車。
とっても小さいのに４人乗りのファミリーカーである。

夕方、ローマの入り組んだ街角で
僕のお気に入りのほおずき色のを見つけると、
思わず、自分も一緒に記念写真を撮ってしまった。
右にいるんだけど、さすがにこっぱずかしくてカットします。

その後、ついつい本屋でこの車の小さな写真集を買ってしまい、
旅は大変になっていくのでした。


おしまい