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カテゴリ:日々雑感
見送ることばかり多かった。 春は出会いと別れの季節というけれども、 きょうの夜、寝耳に水の報告をもらった。 これまでいろいろ一緒にやってきた近所の人が 遠くへ行くそうだ。 きょうは、へろへろとしていた私もさすがに目が覚めた。 なんだろな、この感覚って。 旅先で仲良くなる友だちは、いなくなる前提で仲良くなるから、心の準備ができている。 しかし、近所の友だちは、なんとなくずっといると思って仲良くさせてもらっているから 心の準備なんてなにもできていない。 人を見送った後は、普段の風景が変わってくる。 しばらくしてそれは新たな日常になるんだけれども、 ちょっとした変化の直後は、やはりなにかもの寂しくなる。 そういう最初の経験って、幼稚園の時だ。 同じクラスの子が、ある日、ため池に落ちて亡くなった。 もちろん、その翌日から会うことはできない。 幼稚園児のときは、この突然消えてしまうことがとても理解しにくかった。 でも、深く考えることはないから、ただ事実を受け止めるだけ。 その人に、ちょっと会って話して家に帰ってきた。 YO-KINGの、荒くやさしい歌声が身に滲みてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 20, 2006 12:11:20 AM
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