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カテゴリ:日々雑感
今年は7月後半の梅雨明けあたりから、やけに一目惚れが多い。 東京の地下鉄車内で、一見まじめそうな男子大学生らしき2人が A:「俺さ、エビちゃんと一晩過ごせたら1000万払うな」 B:「バカ、2000万は必要だろ~」 という話を小耳に挟んだ8月10日ころ、うちのマウスが倒れた。 彼はワイヤレスではなく、ごく普通のボールが真ん中でまわっている安物だ。 ピカピカ光ったりもしない、寡黙ないい奴だった。 5年目に突入したそのシルバーのボディは飴色にひかり始めてもよい頃だが、 さすがにプラスティックに年期という言葉は通用しないらしく、 クリックの際指があたるところだけ、左ボタンの塗装が剥げている。 ボールを摘出し、何度も洗い、中も掃除したが、 そのかいなく、置物になっている。 それ以降、ノートパソコンのトラックパッド生活を余儀なくされていたが、 ついに今日、二代目マウスを購入してきた(980円)。 あいかわらず安い。 ド○キホーテで、ビニル袋に入って足元に置いてあった、 あきらかに人気のなさそうな商品だ。 しかし、その卵のような完璧な丸さにほれてしまった。 先代は、コードがついている部分が四角く、ちょうど5角形のような感じだったが、 今回買ったのは、縦長にぱかっと半分に割った卵のように完全な半卵型だ (ん、そんな言い方あるのか??↑) ちょっとぼてっとしているボディは、決してスマートとは言いがたい。 普通に画面のポインタを動かす。 画面をタテにスクロールさせる。 それだけなのに、私に文章をここまで書かせてしまう。 これはトラックパッドだと決してできない芸当だ。 「美人より、愛嬌のある娘(こ)が一番よ」とは、 たまに行く中目黒の定食屋のメニューに書いてあるフレーズだが、 なるほどなと思う。 マウスに置き換えれば、美人とは機能性や珍しいデザインがあることか。 ああ、マウス。 本当に不可解なものである。 この夏の終わりの一目惚れは、どうやら長く続きそうだ。 ※あー、夜中にいったい何してるんだろ。早く出かける準備をしなくては。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 25, 2006 03:23:14 AM
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