旅の空はうわの空 ～空感工房 ～

先日、
「勝ち負けじゃない、好きだから応援するんだ」
というキリンビールが出した広島カープの新聞広告を載せたが、
わたしは勝ち負け大好きである。

一位、二位、三位、それ以外。
頂点を極めたいのになかなか獲れない。
時期的にそろそろ自分の時代が来たかなと思うと、
思いも寄らぬところから新人が現れ、先を越される。
そう、勝負は年齢が上だから勝てるわけではないのだ。
野球だって、競馬だって、CMづくりだってそうだ。

体育会には厳しい上下関係がある。
うっとうしく感じる人も多いはずだ。
しかし、それは、勝ち負けに間違いなく必要なものなのだ。

ソロのスポーツはよく知らないが、チーム競技には絶対必要だ。
それぞれが、でしゃばったり引いたりしながらチームを成り立たせる。
たまには、監督が年上の選手に
「悪いけど、後輩に先を譲ってくれないか」と言うこともある。
そんなことを何度も何度も繰り返し、
譲る方、譲られる方ともに選手は全体が見えるようになってくる。

「実力主義」は上手さの勝負というよりも、むしろ育む環境の勝負。
そこを履き違えたら、決して強くはなれない。

「先輩」は、年齢や学年が上なだけではないのだ。
飛び上がるほどうれしかったり、死ぬほど辛かったりした経験をいやと言うほど積み重ね、
チームやプレーを違う視野から見ることができてる人のことを言うのだ。

そんな先輩の多いチームは勝ち、
負けても、気持ちいい。


文の内容は関係ないが、
先日やったスナックの後の脱力感で
大学の野球で優勝したときにやった貸切スナックでの朝まで大騒ぎを思い出し、
ふと思い出し、書いた次第である。

いや～、LOVEはちゃめちゃ！！