旅の空はうわの空 ～空感工房 ～

最近わけのわからん日記ばかり書いているので、
ふとラーメン屋に行った。
最近暑いからか、塩分が欲しかったのだ。

そして、近所のたちのみやに珍しく夕方に行ってみた。
そんなに混んでなく、ほどよいねえと思いながら
生中を飲んでいると、あれよあれよ
入れ代わり立ち代わり、知っている人がやってくる。
帰れない。。。
夜８時のカウンターには
男ばかり７人の「異業種交流会」が始まっていた。

その流れで始まったのが、おごりじゃんけん。
負けたら、全員に一杯ずつおごる。
酒を飲んでいるときには、なかなか心臓に負担がかかる
スリリングな大勝負！
「じゃあ、俺はグーを出す」と予告するのもいるし、
「俺はじゃんけん負けない」というのもいる。

３戦したが、１敗してしまった。
見事に飲み代が倍になってしまった…、
まあ、所詮飲み、こんなのもたまにはいい。


しかし、きのうの主役はサッシ屋のI氏。
普段はそんなに飲まないのだが、
昨晩はある時からリミッターが外れ、急にエセ関西弁になったのだ。
たまに広島弁も入っていたが、まだまだ飲んでいた。
いつもなら、そこそこ飲んで「そんじゃ」とさらっと帰っていくのだが、
二軒目の寿司屋まで行こうという攻めのスタンス。
ならばと５人でぞろぞろ行く。

I氏はなぜか、焼酎のビンをラッパ飲みしている、
さすがにリミッターが外れてると言っても、もうやばいだろうと、
単なるお冷を焼酎水割りだと言って渡す。
ちなみにこの人は始業時間がとても早い。

てなわけで、
お会計を済ませると、ふらふらと歩いていくI氏。
まるで、幼児のこぐ自転車だ。
さすがにまずいなと２千円を握らせ、タクシーに乗り込ませた。
ドアが閉まると、
妙に冷静に家までの道のりを運転手さんに話している。
背筋がピンとしている。
「なんだアイツ、余裕じゃねーかー！！（笑）」
と、一緒に飲んでた小麦粉屋さんとその「背筋ピン」見送り、
一同解散したのだ。


そんなおもしろい酒を残しつつ、
紀子さんも無事男の子を出産し、
３２歳最後の日は刻々と過ぎているのである。