旅の空はうわの空 ～空感工房 ～

今朝、あまりに鮮明な夢を見た。


競馬界で、いま日本の最強といわれるディープインパクトが、
１０月１日、フランスの凱旋門賞に挑む。
凱旋門賞は、ヨーロッパの三冠レースのひとつ。
過去に勝った馬は、その名前を見るだけでびびるほどの豪華ラインナップ。
１０月１日夜から、NHKで
ディープインパクト、仏への道のり特番に続き、レースを生中継する。


その凱旋門賞を見ている夢を見た。


最後の直線でディープインパクトは、５，６番手から
大外から一気に先頭に立とうとした。
必ずゴールラインでは、最後に先頭に立っているだろう軽やかなステップだった。
…しかし、加速して１，２秒後、ディープインパクトはなぜか立ち上がり、
結果、骨折。
全６頭中５着という成績に終わった。

ちなみに、ディープの単勝オッズは４．２倍だった。


あまりに内容が鮮明で、忘れる気配がないのと、
大レースで本命が失速するときのカンはけっこう当たるので、
気になって気になってしょうがない。


競馬はいまは遊びでしかやらない。最初にやったのは大学１年の後半あたりか…。
年末の有馬記念が大波乱で、次の日のスポーツ紙の１面が
大変なことになっていたのをよく覚えている。
辞めた理由は、大好きだった馬が一番人気で出た大きなレース中に
骨折して安楽死させられたから。やるせないなと…。
ディープほどの強い馬になると、最後は自分の能力で自分を壊してしまう可能性がある。
だから、気になる。


今年の凱旋門賞は、１２頭立てから４頭回避して、８頭立てで行われる。

これだけの大レースで、自分で自分を壊さなかったとき、歴史は変わるだろう。
現地で観戦するという友人にもいいレースを見せて、
ぜひ、新しい日本競馬の歴史を切り拓いてほしい。