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カテゴリ:日々雑感
あるイベントへのゲストのブッキングをしていた。
ワークショップの講師依頼だったが、 アタマに浮かんだのは、以前一緒にお仕事をさせていただいた方。 スケジュールが年中忙しい人だし、講師料にも余裕がなかったが、 私は絶対その人に来てもらいたかった。 その人が来ないと、ワークショップのテーマへさえ、近づけない気がした。 イベントのブッキングをやるのは、すべて仕事以外でである。 よく考えると、この件を始め、意外と数多くやってるなあとあらためて思った。 しかも、必ず業種越えしている気がする。 実施するときは、実質的な責任はまったく問われないものの、 自分の感性で人選させてもらっているので、 思った以上の結果が出ないと、どうも納得イカナイ。 簡単に言うと、参加者に、値段通りの価値ではなく、 はるかに値段以上の価値、「得した気分」を得てもらいたいのだ。 野球で言えば、普通に強いものが勝つ試合だけではなく、 勝負以外にも、いいプレーが見れてゾクゾクしたり、感動したり、 球場の雰囲気がよくてビールがうまかったりといった面を重視したい。 だから、本番中は、なんだか仕事以上に気が張って、胃が痛くなる。 でも、おもしろい。 今回はゲストにご快諾いただけたが、 もし、その人が来れなかったら… 自分が行ってやってでも、そのテーマを大事にしたかった。 「自分がゲストって、なんじゃそりゃ」かもしれないけど、 それも、依頼してきた古い友人とのコラボで考えれば できないものではないし、かなりたのしかっただろう。 具体的な内容や流れはすでにアタマに浮かんでいた。 6年前、その友人に初めて会ったときには、 なにかをつくるどころか、ついていくのがお互いやっとだったと思う。 だけど、いまは違う。自分たちでつくりだすことができる。 なにが起こるかわからないけど、 できるかどうかも実績からはわからないけど 「いけそう」「おもしろそう」な組み合わせの実現は、どうもクセになる。 5年後、10年後には、 「ゲスト、自分」やってみたいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 13, 2006 10:11:54 PM
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