|
カテゴリ:気になったフレーズ
いつもはカウンターの中で働いてる
今年、成人式を迎えたばかりの ほんと、コンパクトでちっちゃい女の子が、 カウンターに客として来ていた。 あるたちのみやでの話だ。 客のおっちゃんに 「身長をのばしてやる」と首絞められて持ち上げられたり、 お姉さん方にかわいがられつつ、 たのしく飲んでいた。 毎度見るのは、カウンター内でよく働く姿だけなので、 「たのしそうだねえ~」と何気なく言うと、 「よくお客さんに勘違いされるんですけど、基本的にはこういうキャラなんですよ」 「あんまし、黙々と働くのがメインじゃないっす!」 と、サワーを空けている。 これを聞いたとき、なんだか自分が大学の頃を思い出した。 まったく逆の立場で、年上の人に同じようなことを言われたことがあったのだ。 その頃は、 人に会う場で、メンツがなぜかしっかり分かれてて、 野球部な自分、クラスな自分、ゼミな自分、スペイン人と遊ぶ自分、 それぞれの場でちょっとずつ、自分が自分ではないような違和感を感じてた。 (いま考えると、全部自分なんだけど) これって高校生の頃ってあんまりというか、まったく考えもしなかったこと。 「自分らしい瞬間かあ」といま考えると、 「自転車をこいで山道でヘロヘロになった時」か、 「外国でよくわからんけど、外国人とたのしくビールを飲んでる時」 のような気がする。 誰かといろんなお話をしてるときか、身体の限界に挑んでるときか…。 しかも、今年はなんだか、体力が上がった気がする。 酒には弱くなったが。。。 カウンターでビール飲みながら、 「20歳になると、ちゃんと自分を見てほしい欲求」が 強くなってくるのかなあとふと思う三十路なのであった。 つづく (…わけはない。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 4, 2007 05:42:09 PM
[気になったフレーズ] カテゴリの最新記事
|