旅の空はうわの空 ～空感工房 ～

ニュースを見ていると、
「ネットカフェ難民が増加」とあった。
そう、ネットカフェを定宿に日雇いで働く人のことである。
彼らをメディアが難民と呼ぶのは、ちょっと気になるとこだが、
興味本位ではなく、妙に親近感がわいた。

それは、
ここ１０日くらい、特に忙しいわけではないけれど、
ほとんど床で寝てしまっているのだ。
例外は、夜行バスで寝た一晩。

布団を敷く“快適な睡眠欲”より、睡眠欲が勝っているのだ。
また困ったことに、堅い床、多少寒い室温、
多少おなかがすいていても眠れる体質ときている。
条件が揃いすぎている、それは、寝てしまう。
しかも、その仮眠らしき睡眠ですっきりなのだ。

睡眠業界では、
あの３秒で寝入る「のび太」とも競えるのではないか？
あきらかにそんな日もある。

こんな感じだから、キャンプをしていても、日常とあまり生活が変わらない。
支出が減ってお金と体験がたまる。
ストレスフリーだ。

これはきっと、
先祖は狩猟を主とし、野性動物から身を守るため
火をたやさず仮眠する暮らしをおくっていて、
そのDNAの遺伝ではないかと
確信を持つにいたるのだが、
うちは代々農家、どうも違うらしい。

可能性としては、橋の下か。