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プロ野球日本シリーズは、中日がまんまと流れを掴み、
53年ぶりの日本一の座についた。 完璧なピッチングをしていた先発投手を、落合監督はなぜ最終回変えたのかと話題になっているが、 どの情報がホントかを見極めるのは難しい(注1参照)ので、 視点を変えて、 「9イニング目は、1年で言えばいつ頃なのか?」を考えてみたい。 まず、1年をお正月スタートで序盤・中盤・終盤に分ければ、 1~4月は序盤、5~8月が中盤、9~12月は終盤にあたる。 ちょうど9月はラッキー7。 個人的には今年はあまりラッキーではなかったし、 とにかく暑かった。 が、あまりに好調な7回というのもどこか嘘くさくて嫌なのでまあちょうどいいか。 みなさんはどうでしたか? とにかく野球は9回で点を取ればいいのである。 延長戦に入れないのが、年と違うが。 さて、話を元に戻そう。 その後、昔の体育の日あたりに8回に突入し、 冬も深まった11月20日頃9回の攻防が始まる。 鉄腕・岩瀬が出てくるぞ。 そう見ていくと、 いまはまだ8回裏に入ったとこ。 両チーム十分逆転のチャンスあり。 今年あんまりいい年じゃなかった人は、 ゴールを目前にしたここで集中打を浴びせたおすのも手だ。 その方が楽という発想もある。 こう見ていくと、非っ常~に1イニングって長いと思う。 表だけで20日、えらい長丁場だ。 1アウト分の7日間だけでも何かできそうだ。 ひとつひとつの出来事は1年のすべてではないし、 一発のホームランだけではなかなか試合は決まらない。 間違いなく、流れを決める一部分ではあるのだけれど。 1年という期間もちょっとしたことが積み重なった 自分だけにしかわからない砂山みたいなもの。 ただ、野球と違うのは、 高くなったり、広がったり、おもしろい形になったり 勝つ決め手を柔軟に変えられること。 さあ、今年のあなたの9回裏のカタチは決まりましたか? 注1 予想通りにいく試合は、年間いくつあるのか…。 監督が試合で考えた思惑は、その十数年後によく本に書かれる。 しかし、それがほんとかどうかは監督にしかわからない。 書いてある内容がのらりくらりとして、実はうそなのよーんてなこともよくある。 それ以前に、落合監督は交通事故に遭ってなかったら、プロ野球に入ってないとよく言われる。 あの三度の三冠王もなかったかもしれないのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 4, 2007 08:04:18 PM
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