旅の空はうわの空 ～空感工房 ～

なにやら、このブログを見ていると、コメント欄がなくなっていてびっくりした。
設定がおかしかったようで、復活。
失礼しました。


さてさて、みかんである。

冬、こたつ、ねこ、みかん
といえば、日本冬遺産！
そのひとつのみかん。

ほんと、値段がつきません。

「ん？スーパーにいくと、３８０円で売ってるぞ」

その価格はあるのですが、農家から市場へ出す値段がつきません。
なので、近所の農家はおうちで食べてたり、
わざと実を落として腐らせたりします。

しかし、みかんはおいしい！
日本のソウルフードのひとつにランクインしてほしいほどの
あの甘さとまったり感。
昨日、りんごの１００％ジュース飲んでたのですが、
「あ、これならみかん食べればいいじゃん」とひとり突っ込み。
りんごジュースも好きですが、
あのみかんの袋の一筋縄ではいけない感（どんなんじゃ？）が
たまらなく好きです。

うちも、みかん、もも、キウィ、いちじくと
いろいろフルーツを作ってきましたが、
みかんが一番愛着があります。
だから、復活させてやりたい。
オレンジではなく、みかんを。

そんなことをやっている近くの島の人が新聞に出ているのを見て、
いるもんだなあと思ったのです。
みかんの復権＝せとうちの段々畑の景観の復活でもあります。
いまはジャングル化した耕作放棄地がいっぱい。

過去に、あきらめざるをえなかった歴史がみかんづくりにはある。
だけど、あきらめなければなんとかなる。
そう、アイデアを出していて思いました。
何でもそうだけど、あきらめが一番恐い。

高齢化しても、ぼちぼちやっていけるみかんづくりはある。
この秋気づきました。

そんなことを10年単位でやっていきたいなと
片田舎の農家でゆっくりと考えています。