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カテゴリ:日々雑感
この春先のプロ野球、楽天のドミンゴというピッチャーはリリーフ失格になって
先発に回って以降やけにいい投球をしてなんやそりゃと思わせる。 セ・リーグは阪神と中日の防御率が2点前後なので、 順位が変動する可能性は低いぞと思ってしまう。 そんな春先、出先でひさしぶりにバッティングセンターへ行った。 この冬、いや昨年の夏あたりからずっと行ってなかったような気がするから、 今年の打ち初めか。 3回もやれば十分だろうなあ…と思って3回分のカードを800円也を買った。 ちなみに1回は30球らしい、25球以上はけっこうきつ…と思うのは私だけかな? 気分が続かない。 さて、アウェイなので、様子見に120kmからはじめたものの、 飛んでくるのはアウトロー外角のボールばかり。あっという間に1回分終了。 こりゃ渋いなあ、球速上げたら入るかな?と思って隣の130kmに移籍した。 こっちはなんとアウトハイのボールが3分の1を占める。 手が届かない。というか、そこは三振を狙いに行く吊り球だろ! ここは打つとこだぞ、空気を読め!(笑)と言いたくなりつつも、 アウトハイの球にいらつきつつ、あっという間にここで連続2回分終了。 芯にくわず、情けな…。 しゃあない、と2回追加。同じような結果に終わる。 さすがに暑いので少し休んでいると、 小学4年生くらいの子3人がバットを持ってやってきた。 どうやら常連さんらしい。 「お前、行ってみろよ」みたいな感じで、赤い服を着た子がそそのかされて 130kmのゲージに入っていった。 ボクは、「この子、あのアウトハイを打てるのかな?」と興味津々だった ぼくよりも身長が20cmほど低いからきついんじゃないかな?と正直思っていた。 すると、かきーんとセンター前へはじき返す当たりを2発飛ばした。 あれ?っと思う。さっき自分があんなに苦労したのに。 しかし、そのバッティングフォームを見てて、「ん!なるほど!」と思った。 その子の次に打席に立つ。 かきーんかきーんとアウトハイ、インローの球をライナー性の当たりでさばく。 そうそう、これこれ、これぞバッティングセンター♪と鼻歌気分。 一応さっきの空振りお兄さんと同じ人だけど、まったく別人の打撃でご機嫌。 その違いのヒントを明かすと、 「さっきの少年は、多分高橋由伸のファン」だということ。 それはごくごくシンプルな話。 普通野球では高めより低めを打てる方がいいから、あまり高いところでバットを構えない。 だいたい胸の前くらい。自分のフォームもそんくらい。 そりゃ高目までバット持っていくだけでロスが出る。 それに対して由伸はバットのグリップを高めに構える、だいたいあごの前くらい。 さっきの子は右打ちで由伸の逆だったけど、フォームを忠実にコピーしていたから ここの機械の高め中心投球にはまってあそこまで打球を飛ばしていたんだなというのが さっきの「なるほど!」。 シンプルに憧れの人のフォームで打つという、ちびっこの打撃には 見習うものが数多くある。 しみついたフォームをなかなか臨機応変に変えれない自分を笑いつつ、 あまり楽天ドミンゴの豹変ぶりも他人事のように感じれない今日なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 27, 2008 02:23:35 AM
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