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投げるのも打つのも右利きだが、大学時代、左打者になろうとしたことがある。 理由は、左打席の方がきれいにバットを振れたからだ。 単純に言えば、右腕の筋力が強くなりすぎてバランスが崩れていた。 野球部の先輩に薦められたこともあり、左打席の練習を始めたが、これがなかなか難しい。難しいのは、バットを振ることではなく、球の軌道をこれまでと全く逆の目から追わないといけないことだ。 これまで、左目→右目の順に見ていたものを、右目→左目の順に、それに合わせ、肩・腰・脚とまったく逆の回転運動をしていく。なかなか体が覚えない。 こんなことを思い出したのは、旅や仕事へのスタンスを見つめ直す今という時期は、 ちょうどこのときと同じような感じかなと思ったからだ。 これまで当たり前のようにずっとあった考え方の枠ををいったん外してみる。 思い通りにいかない、困る、右で打てば打てるのに…。 でもある程度練習を積めば、新鮮な世界。 力のロスもないフォームからはこれまで見たことのない放物線を描ける。 ふと、役者さんという仕事はそんな苦闘と発見の繰り返しなのかなと思う。 まあ、そこまではいかないとしても、同じことを全く逆の体の動きでとらえることはなかなか気持ちがいい。 旅の素人化計画はもう少し複雑なものかなと思うが、 基本的なところは似たようなものではないだろうか。 まあやってみて損はないだろう。 ちなみにこの左打席プランは、バントだけがどうしてもうまくできないためボツになった。 ずーっとヒッティングやヒットエンドランじゃ作戦の幅がなくなるのでやむなく。 う~ん以外と細かいところが大きなネックになるもんだ。 結局その後、ソフトボール大会で使ったかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 26, 2008 06:23:48 PM
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