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2009.08.15
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おととい葬儀があった小池田さん。
いまだにゼンゼン受け入れられない。
あまりに急なたびだちだった。
ムードメーカーで、いつも大きな声で場を盛り上げた。
70近い男性を、こんなふうに言うのは失礼だけど、

やんちゃぼうずなおっちゃんだった^^

無許可でアワビをとってつかまっちゃったりという類のSOSを受けて
夫はちょいちょい走ったりもしたけど、
小池田さんのことを、あたしら夫婦は頼りにしてたんですよ。
毎年「よいしょーっ」て盛り上げてくれた年末のもちつき。今年は小池田さんいないんだね。

むずかしいことは、わしゃわからんけどよぉ。

で始まって、いろんな話をしてくれましたね。
あたしは年長の方と話すのが苦手で、あんまし小池田さんともうまいこと話せなかったけど
あたしも、りんたろうも、もちろん夫も、小池田さんが好きでした。

先々週の土曜に「肺炎をこじらせて入院した」と知らせを受けて、
日曜にお見舞いに行くつもりがいけないままに、月曜にはICUにはいってしまった小池田さん。

小池田さんに、もしものことがあったらショックだ。。

お通夜でお焼香をする夫の後ろ姿を見て、
小池田さん危篤の知らせを受けた夫がそう話していたのを思い出した。
不謹慎ながらその時は、小池田さんのことよりご遺族のことより、夫の心中をおもっていた。
でも、突然の死にいちばんショックを受けたのは、小池田さんご本人ですよね。
夫が小池田さんにお願いしていた大工仕事があったのだけど、
日曜に見舞ったお友達の話では、
病院のベッドで小池田さんは、そのことをずいぶん気にかけてくださっていたそうだ。
小池田さん、退院が、その作業をするのに間に合うだろうかと気をもんでいたのではないのかな。
まさかこんなことになるなんて、ご本人もご家族も、もちろんあたしたちも、思ってもいなかった。
今でも「おぅ!おきよさん!」て、年中日焼けた笑顔で声をかけてくれるような気がする。

今日、そのお友達が、小池田さんが果たせなかったその大工仕事を、ちゃんと済ませてくれた。
小池田さんがどっかから見ていたら「よっしゃ」と言ってくれるだろう立派なできばえ。
突然のことだったから
お孫さんの成長などの、気になることがたくさんあるだろうけども、
とりあえず、うちの大工仕事は、もう大丈夫ですよ^^

夫は、さいごお見舞いにいけなかったと残念がっていたけども
その日の早朝奥様から訃報の電話が鳴る前に、小池田さんは夫のところに来てくれたそうだ。
いつもの、あの

「おぅ」

で、夫を見て軽く手をあげたんだって。
こっちから行かなきゃいけなかったのに、来てもらっちゃった。


元気な小池田さんがいなくなってさみしいけども、あたしらがんばるよ。

おつきあいは数年だったけども、たくさんのありがとうございましたを言いたい。

ゆっくり、やすんでください。

















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最終更新日  2009.08.16 02:40:15
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