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愛娘リンは美容専門学校2年生
小学校の高学年くらいから 美容師さんになりたいなぁと芽生えた気持ち 中学で 自分やお友だちの髪を巻いたり結んだりするのが楽しかったのか それとも通った美容院が楽しかったのか 理由はわからないけども だんだん想いは強くなった様子 美容師さんといってもいろいろだけども どんな美容師さんになりたいの と時折訊いてみると 「町の小さな美容院で おもしろおかしくお客さんと笑いながら仕事をする 雇われ美容師さんがいい」 はじめはそんな調子で仕事をなめきった話をしていたのが 中3のある日 お母さん!リン、将来の夢が決まったよ と教えてくれたのは 花嫁さんの美容師さん なるほどなるほど いいねえ いいお仕事だねえ 漠然としていた憧れが リンの中でスッキリと 夢というシルエットを描いたんだねえ それで貴女はそんなに嬉しそうに笑ってるんだね 中3の夢にはある程度の真剣さがあって 笑顔でそれを教えてもらえるなんて なんて幸せな母親だろう ニコニコするリンちゃん かわいかったなあ とはいえ、高校は進学校に進み なんとビックリ成績も悪くなかったので 大学進学するって言うかなーと思っていたら 進路希望はやっぱりずっと専門学校 3年の担任の 四大へ行けという粘りのある勧めも振り切り 大阪で規則が厳しいと評判の美容専門学校に入学 学校は期待していた雰囲気とは少し違っていてがっかりしたようだけども リンらしく楽しみ悩み通い続け 少しずつ リンの生活は謎に包まれてきて もう母親の手のひらには収まりきらない そんなリンも2年になり就活生 ブライダルスタイリストの夢を譲らず 先週人生初にして第1志望のお店の入社試験を受験した 面接どだった?と訊いたら ありのままのすがたを…見せてもーた… とうなだれていたのだけど、2日前 内定通知が届きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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