テーマ:同居は嫌ですか?(1164)
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今日は、二年前に亡くなった義母の3回忌法要。
自宅でするのは初めてだから、今週はおじいちゃんと2人、準備に追われた。 おじいちゃんは余計なことを言わない賢い人。 義母は、頭がよくて、何でも自分の思い通りに物事を進めないと気のすまない人だった。 2人で商売に成功し一財産築いたのも、義母の商才に負うところが大きいと思う。 おそらく、義母に表立ってたてついた人は、今までそんなにいなかったんじゃないかなぁ。 だから、だんな様と結婚するときに、義母の申し出、と言うよりは命令に従わなかった私は義母にとって、‘世の中のことを知らないバカな子’だったのかもしれない。 結婚には反対されて、だんな様は勘当同然。私の両親も快く賛成してくれたわけではなかったけど、だんな様の熱意にほだされて認めてくれた。 スタートがそんな風だったから、お互いに行き来するようになるまで、そして、嫁として仕えるようになってからも色々なことがあった。 その義母が亡くなって、はや2年がくるんだ。 祭壇に向かっておかんきをあげていると、まだまだ人間ができてないから、思い出されるのは辛かったこと、悲しかったことばかり。 入退院を繰り返した義母の付き添いや介護に手一杯で、3人の子どものことは二の次になった時期もあった。 義母の事が原因で、子どもの前で夫婦けんかしてしまったこともある。 ただ私の中で後悔していないことは、いろんな思いがあるにしても、いつも自分にできる精一杯の事を義父母にしてきたという事。 脳梗塞で倒れ、後遺症に苦しんだ義母を、気の毒なほど一生懸命介護したおじいちゃんのどれだけ役に立ったかはわからないけど、私なりにできることはしたという思いがある。 自己満足に過ぎないかもしれないけれど・・・。 タイミングの悪いことに、次男君が昨日夜中から39度3分の熱が出て、インフルエンザだとわかったから段取りが狂ってしまったけど、なんとか無事法要を終えて、ドッと疲れが出た。 ご先祖様の供養をいつも欠かさないおじいちゃんを大切にして、長生きしてもらわなくちゃ、と考えつつ、 「亡くなった人の供養も大切だけど、今生きている人のほうが大事なんじゃないかなぁ・・・?!」 と思うのは、いけない嫁だからかしら・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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