カテゴリ:旅行
ケアンズまでの直行便が地元の空港からは出ていないので、コンチネンタル航空に乗りいったんグアムで降りて(乗り継ぎのための待ち時間4時間)、ケアンズに到着したのは夜中の1時前。
この日朝9時前に迎えに来てもらって行く予定になっている、キュランダへのオプショナルツアーに備えて、早くホテルに入って一眠りしようと思っていた。 が、しかし、空港に迎えに来てくれているはずの現地の係員(日本人)とやらが見当たらない。 同じ便で到着した人たちは次々に迎えのバスに乗り込んで、真夜中のケアンズ空港に私達以外にはほとんど誰もいなくなってしまった。 ツアーとはいうものの、ホテルと飛行機のみがセットされていて、食事もついていないし、一緒に行くグループもなく、グアムでの乗り換えも自分達でする内容だったので、現地の係員とやらはホテルのロビーで待ってるんだろうなぁと単純に考えた。 タクシーに乗って‘ギリガンズバックパッカーズホテル&リゾート’に行くよう伝えると、30分もかからずに到着した。 2003年にオープンした新しいホテルで、バックパッカーだけでなく、グループやファミリー向けの部屋もたくさん用意されているとのことだったけど、やはり宿泊客は若い子が目立つ。 夜中ということもあってか、ホテルに出入りする人の中に日本人はひとりも見当たらない。 ロビーで係員を探したけど、それらしい日本人がいない。 というか、私達一行以外日本人はおらず、長男が、 「わたしら、かなり浮いてねぇ!」 と言った通りだった。 PCで調べて、ホテルには日本語が通じるスタッフはいないとわかっていた。 フロントにはちょっぴり恐そうな顔のおじちゃんがひとり。 英語を多少なりとも話せる私が、ニコリともしないこのおじちゃんと話をすることになる。 ひとりでは不安なので、中1の夏休みに2週間だけシドニーにホームステイした長男にも一緒にいてもらう。 (9時間以上飛行機に乗って、夜中に着いたら迎えに来ているはずの係員がいないので、皆いらだっていた。) そしてわかった衝撃の事実!! だんな様の名前で予約されていた3部屋が、現地の旅行代理店によって前日にキャンセルされているという事! これを聞いた時点で、私は半分パニック状態に陥った。 なんでキャンセルされてるわけぇ~~~?! ある程度は英語は話せるつもりだったのに、このおじちゃんの言ってること完璧にはわからない、どうしよう・・・。 あと数時間でキュランダへ出発する迎えが来るのに・・・・。 いろんな考えが頭の中をグルグル回っている。 現地の連絡先、日本の申し込み旅行社に電話したけど、どちらも出ない。 挙句の果てには、だんな様が申し込んだ保険会社のシンガポールオフィスにまで電話したけど、当然のことながら範疇外だった。 結局、空いている部屋があったので、2部屋3日分をとりあえず押さえて休むことにした。 リスニング力に関しては、私とそれほど変わらない長男君が冷静に対応してくれたので、とっても心強かった。 両親には普通のホテルと変わりないツインの部屋で休んでもらい、私達家族は、2段ベッドとダブルベッドのある部屋でシャワーだけして早々にねむりにつく。 私は頭にきて興奮していたので、3時過ぎても目がさえてなかなか眠れなかった。 こんなわけで、しょっぱなからさんざんな幕開けとなってしまったのであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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