テーマ:愛犬のいる生活(77285)
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このテーマを選ぶべきじゃなかったかなぁ・・・。
犬が大好きな皆さんにお断りしておきますが、犬好きですよ、私。 子どもの頃母に泣いてせがんで、近所で生まれた雑種のワンちゃんもらってきて飼ってましたから。 そこんとこよろしく! おじいちゃんの体調が悪くなった日に我が家にやってきたお義姉さんが、帰りがけに玄関でこう言った。 「うちね、ご縁があってまた犬を飼ってるのよ。まだ赤ちゃんだからダメだけど、もうちょっと大きくなったら連れて来るわねぇ。さっき長女ちゃんに言ったら、嬉しそうにニコニコしてたわ」 「あぁ~、そうなんですかぁ」 と言った私の顔、引きつってたかも・・・・。 お義姉さんを見送った後、すぐさま長女の元へ行き、 「おばちゃんから犬のこと聞いた? 長女ちゃんニコニコしてたって?」 と高まる怒りを抑えながら聞くと、 「だってしょうがないでしょう、ああいう場合」 と大人の答え。 やだやだ、犬なんて絶対に連れてこないでぇ~~! ついでにお義姉さんも来ないでぇ~~~!(わぁ、言っちゃったよ) お義姉さんのお宅では、今は社会人になっている姪っ子が小学生の頃からずっと同じ犬を飼っていた。 このワンちゃんはお気に入りのドッグフードと手作りのお食事しか食べなかったそうだ。(キュウリが好きだと聞いたことがある) 以前のことは知らないが、お義母さんの介護が必要になった頃に聞いた話では、外に散歩に連れて出たときだけしかおしっこをしない。 だから一日に何回も散歩に連れて行かなくてはならない。 しかもかなりの老犬だから散歩にも時間がかかるみたい。 この散歩を含めた大事なワンちゃんのお世話を理由に、お義姉さんはいつもそそくさと家に帰った。 お義母さんのお葬式も49日もそうだった。 「あなた、もう散歩に連れて行くだけでも大変なのよぉ~」 私はひそかに‘お犬さま’と呼んでいた。 義母が亡くなって今の家を建てている間、おじいちゃんは自分が所有している借家で仮住まいをしていた。 私は自分の家でおじいちゃんの食事を作って届けていた。 その日、朝6時に電話が鳴って、 「おい、缶きりがあったら持って来てくれ」 とおじいちゃん。 何事かと思い、子供たちの朝食の準備もそのままにして、車で慌てて缶きりを持って行きましたよ。 そしたらお義姉さんが‘お犬さま’を連れて泊まりに来てたの。 ‘お犬さま’の食べる缶詰を開けるために缶きりが必要だったそうだ。 何も朝の一番忙しい時間に呼び出さなくてもねぇ・・・。 私を見たその‘お犬さま’、突然吠え出した。 「こ、こわ~~~い!」 と内心思いながらこわばった表情を隠してよしよしと頭をなでた。 そうしたらお義姉さんの口から信じられない一言が! 「あらぁ、おかしいわねぇ。この犬ね、親戚には吠えないはずなんだけど・・・」 「長女ちゃんと初めて会った時なんか、うれしそうに尻尾を振ってスリスリしてたのよぉ~。犬って自分を好きな人がわかるのよねぇ。」 どうせ私は他人ですよ! 新しい家になったら犬を飼ってほしいと哀願する長女の願いを聞き入れてやらない鬼のような母親ですよ! 今は家の中で犬を飼ってる方が多いでしょ。 私、どうしてもダメなんです! 家の中にペットの毛が抜け落ちてるって想像するだけで・・・。 同じベッドで寝るなんて論外。 外で飼うにしてもやっぱりダメ。 3人の子ども達と同じようにワンちゃんを愛するなんて今は無理のような気がする。 長男の花粉症にも悪そうだし・・・。 結局心の冷たい人間なのかもしれません。 この‘お犬さま’は私たちが新しい家に住むようになってからしばらくして永眠した。 人間と同じようにお葬式も出して、火葬したらしい。 ちょっぴりホッとしていたのは事実だ。 もう犬の話題を聞かなくてすむもの。 ああ、それなのに、それなのに! またですかぁ~! 今度のワンちゃんは散歩に行かなくてもおしっこするようにトレーニングされるのでしょうか? 親戚には吠えないけど、私にだけは吠えるのかなぁ? できればお会いしたくありません。 私は犬が大好きです!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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