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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:映画
日曜日は、中国茶インストラクター協会主催の「夏の大茶会」に参加してきました。
#今回、私、主催側じゃないので、写真無いです。ごめんなさい。 講習は第1部の古今茶藝のみ参加。 茶藝の変遷を追っていくというのがテーマ。 満席御礼でした♪ 最初に宋代の茶藝の再現。 点茶法なので、茶を挽くところから再現。 茶筅を使って、お茶を点てる淹れ方です。天目茶碗を使って淹れます。 日本の茶道は、この時代のものが元になっているので、面白いと思います。 道具など、色々大変な部分もあったようですが、当時のお茶の淹れ方が分かりやすく伝わっていたのではないかと思います。 さらに、以前ご紹介した白族の三道茶。 なかなか観る機会のない、民族茶藝だったと思います。 3つのお茶で人生を表していくというのは、本当に興味深く、参加されていた皆さんも面白いお茶の世界に、「へぇ~」と引き込まれてれていたようでした。 そして、現代の茶藝。 暑い夏でもプーアル茶を飲んでみようという趣旨で、ガラスの茶器を中心に、緑をあしらった涼しげなテーブルセッティング。 テーブルセッティングによって、同じお茶でもガラリと表情が変わって飲むことができるという、面白い茶藝だったと思います。 あとは4階の茶室のなごみ茶席で、まったりと、おしゃべりしながらお茶を飲んでおりました(^^;) お茶を介すると、初対面の方でも色々とお話しが弾むのです。 不思議なものですね。 #参加するだけだったので気が楽でしたが、準備は大変だったと思います。お疲れさまでした。 で、そのあとシネマライズへ移動して、映画『闘茶』を観てきました。 この映画の企画を知ったのは、昨年のOZONEの大茶会の時ですから、もう1年にもなります。 あまり意識してませんでしたが、意外と豪華キャストなんですよね。 ヴィック・チョウは、私が言うのも変ですが、やっぱりイケメンです。 今回のクールな役は、ファンなら観る価値はあるのかもしれません。 エリック・ツァンも、いい味を出していましたし、チン・スーチェの重みのある演技も良かったと思います。 香川照之も、役どころを巧く演じていましたし、戸田恵梨香はとても良く頑張ってて、かわいい。 もう、地図持って迷っている時とか屋台で注文する時に「お兄さんが手伝ってあげよう」と声をかけたくなるぐらい(笑) #そろそろ、「ありがとう、おじさん」と言われかねませんがね(^^;) 京都や台北・淡水の街並みも綺麗に撮られていましたし、お茶のシーンは、茶葉料理で有名な某茶藝館の店主が絡んでおり、結構本格的(本人もちょっと出てました)。 唐代の茶の淹れ方(ヴィックが最後にやるやつです)もきちんと考証されていて、「ほほー」と思ってみたり。アニメーションも良かったと思います。 某有名茶藝館や某老舗茶荘もチラチラ出てましたし、某メーカーの茶器も随分頑張ってました。 ・・・きっと、お茶好きは、色々細かいところに気づきますね(笑) 台北の私の定宿近くの某ツアー御用達ホテルが出てきた時には、思わず笑いました。 まさか、あのホテルが映画の大スクリーンに映し出されるとは思わなかったなぁ(^^;) ・・・でも、映画のあらすじを読んだ時から、やっぱりストーリーに最後まで感情移入できなかったんですよねぇ。 世界に入っていけなかったというか。結局、何をしたかったのか分からなかった。。。 制作側は、アジアンエンターテインメントとして観て欲しいということでしたから、そもそも、私の普段観ている映画の傾向に大いに問題もあるんですけど(((((^^; #単館のしかも徹底的に考えさせるような重たいのしか見に行ってませんからね。。。 それでも、お茶好きなら、色々発見がある映画だと思います♪ 渋谷でお茶に浸かった一日でした(^^;) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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