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テーマ:中国茶好き集まって!(926)
カテゴリ:Welcome中国茶
思いのほか、長くなった50万アクセス記念企画。
今回でひとまず区切りをつけます。 ここまで、「初心者の方が中国茶をどう学んでいくか」という趣旨で書いてきました。 最初は、どのようなお茶があるか知ること。 次に、それを実際に飲んでみること。 そのために、 どのようなお茶を選べばよいか どのように淹れたらよいか という、大まかな目安も紹介してみました。 また、より深く学んで行く際のいくつかのパターンとして、 お茶の味わいや香りが変わる要因 茶芸の話 資格取得について にも踏み込んで、紹介してみました。 とはいえ、とても広くて深い、中国茶の世界。 「これこそが正解」というものはありません。 今回ご紹介したのは、あくまで一説に過ぎません。 参考になるところは参考にしていただき、違うと思う所は読み流す感じでお願いします。 ・・・というのは、こういう「ゆとり」が中国茶の学習には、とっても必要なんです。 <正解が一つとは限らない世界>中国茶についての情報を色々集めていくと、同じ事柄に対して、複数の説が出てくることがあります。たとえば、 烏龍茶の1煎目は洗茶するのか、しないのか このお茶はホンモノかニセモノか というような論争があちこちで行われています。 科学的に説明できる話だったり、中国の国家標準で決まっていることのようなものならば、あまりブレはありません。 「知らない方が間違っています。根拠はこれ」と提示して、論争終了です。 しかしながら、それ以外のことについて、どちらが正しいというのは厄介です。 正解の数が複数あることもあります。 お茶というのは、生活に深く組み込まれているものですので、文化的な側面もかなり強く、立場によっていくらでも解釈が成り立ちます。 「地方によって違う」とか「追い求めるものがそれぞれ違うから、どちらも正しい」とか。 また、お茶の成分や効能については、実は分かっているようで、分かっていないことも多いです。 身近なものでありながら、まだまだ研究の余地がたくさん残されているものなんです。 ほか「文献に残されていない」とか「利害関係者が健在のため、大人の事情で結論づけられない」など、様々な事情で決着をみていない事柄もあります。 よその世界から中国茶の世界に飛び込んでくると、正解が一つではないことに、人によってはイライラします。 「どっちかハッキリしてくれ」「なぜ、曖昧な表現なんだ」と思うこともあるでしょう。 よくあることなんです そんな世界なんだと、ゆるく構えておいた方が楽しく過ごせます。 いろんな説があるものは、色々な言い分を聞いて、あなたが一番納得できるもの。 それが正解だと思うようにしましょう。 他の人は他の人で良いと思います。 #論争を吹っかけると、お互い疲弊するだけで終わります。絶対的な正解が無いのですから、どうやっても一致しないのです。 そんなことに気をつけながら、中国茶の世界を歩いてみては、いかがでしょうか。 歴史や文化などの周辺知識も含めて、知れば知るほどに新しい発見があるのが、お茶です。 美味しく、楽しく、中国茶を飲み、学んでいきましょう(^^♪ おしまい。 にほんブログ村 完読お疲れさまでした~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.21 17:11:15
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