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中国茶・台湾茶と旅行 あるきちのお茶・旅行日記(旧館)

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2014.04.28
XML
テーマ:v 花粉症 v(1205)
カテゴリ:茶と健康
続いて、粉末茶とリーフを試してみましょう。

まずは粉末茶。
街にありがちなフツーのお茶屋さんで「べにふうきの緑茶あります?」と聞いたら、出てきたのがこちら。

蒸し製粉末茶


これ、一択でした(^^;)

粉末茶じゃ無いリーフティーは扱って無かったようで。
一般的な浸透度はそんな感じのようです。


このお茶は、蒸し製のべにふうき緑茶を粉末化したものなのですが、個人的に感心したのはこちらの表記。

メチル化カテキンの量を調べたそうです


卸問屋さんが、メチル化カテキン量を独自に測定しているみたいですね。
こういう取り組みは、なかなか素晴らしいと思います(^^)

それにしても、べにふうきのメチル化カテキン量は1.5%程度の含有量と聞いていましたが、これは2.64%と来ています。
メチル化カテキン量を高めるための努力を生産者の方がしているのでしょうね。
こういう改善の努力は、日本の素晴らしいところです♪


うーむ、メチル化カテキンに関しては、ますます他の品種を選ぶ必要が無いですな(^^;)

粉末茶を熱湯に溶いてみますと、こんな感じの色に。

粉末茶を溶いてみたところ


いくら混ぜても完全に溶けきりはしませんので、飲み切ります。

やや粉っぽく、渋みはそれなりにあります。
が、メチル化カテキン成分を全て茶水に溶かし込むのと違い、まだ耐えられる渋さです。
ふーむ、このくらいなら飲めそうな感じです。

1袋0.5gだったのですが、この量では花粉の症状を止める感じにはなりません。

2袋まとめてグビッといくと、それなりに収まる感じがあります。
粉っぽさ感は増しますが、朝はこのくらいで飲んで、日中に適宜飲んで補う感じでしょうか。
一応、4時間ぐらいは効果が持続する感じでした。


続いて、釜炒り製の粉末茶に行ってみましょう。

釜炒り粉末茶


粉末はこのような感じになります。
蒸し製と比べると、やや色が浅めです。蒸し製の方はかなり深い緑になります。

比較してみると、こちらの方が明らかに渋みは少なくなります。
釜炒りと蒸し製の違いってのは、かなり明らかですね。
飲み口の粉っぽさや効果に関しては、蒸し製とあまり違いを感じませんでした。

「少しでも美味しく飲みたい」「渋みは少しでも避けたい」ということであれば、釜炒り製をこだわって選ぶ理由はあると思います。
なかなか街のお茶屋さんで見つけるのは難しいと思うので、ネット通販などを駆使してみると良いかもしれません。


ちなみに私はこちら↓のお試しセットを購入してみました。


リーフティーとティーバッグもセットになっていたので、そちらも飲んでみました。

まずはリーフティー。

釜炒り茶


ご覧の通り、割と小さくカットされている感じです。
お茶の成分を良く抽出するためには、この方が有利なので、非常に良く考えられているな、と思いました。

私、お茶は何でも蓋碗で淹れる派なので、蓋碗で長めに置いて淹れてみましたら、1煎目はかなりの渋みが・・・
「良薬は口に苦しだ」と納得させて飲みましたら、やっぱりメチル化カテキンは十二分に採れたようで、花粉の症状はだいぶ和らぎました。

で、2煎目以降は渋みが随分落ちたためか、フルーティーな香り漂う美味しいお茶に入りました。

・・・多分、このくらいの濃度が適正なんだと思います(^^;)

リーフティーの場合は、自分に合った濃さに調整できるのは良い点だと思いました。
あとは、釜炒りなのでやはり渋みの質が違うように感じます。


続いてティーバッグ。

釜炒りティーバッグ


こちらはまずはお店のオススメの淹れ方を試してみました。

オススメの淹れ方というのは、

1.保温マグカップにティーバッグを入れ、熱湯を注ぐ(保温マグなので高温が比較的長く続く)
2.冷めるまで放置
3.冷めたらティーバッグを入れたまま飲む


というスタイル。

これだと多少苦味は感じますが、むしろこのお茶の香りの良さが際立ちますね。
無理なく飲めるお茶に仕上がる感じです。

ただ、効果を求めるには若干弱いかな、という印象です。
べにふうき10mg入りのペットボトルと同等ぐらいの効き具合な感覚でした。


もう1つは、研究で推奨されている5分間煮出し法。

ミルクパンに500mlの水を入れて沸騰させます。
沸騰した頃合いを見計らい、ティーバッグを2袋投入。5分間煮出しました。

最初は「これは苦くて飲めないんじゃないの?」と思っていたのですが、水色は思ったよりも澄んでいて、香りもなかなか良いです。
熱いうちに飲んでみると、確かに渋みはありますが、お茶自体のフルーティーな香りをかなり感じます。
釜炒りのせいかもしれませんが、煮出しても意外に飲めるもんなんですね。

少し冷ましてからだと苦味は感じますがゴクゴク飲めるので、青汁感覚でクイッと行けますね。

効果は渋みの分、さすがに出ているようで、目の周りと鼻のムズムズ感はなくなりました。

煮出すという作業はちょっと手間ですが、なかなか効果アリだと思いました。

なお、濃いお茶を飲むときは空腹だと胃を痛めかねないので、食後少し経ってからの方が良いと思います。




続く。

<目次>
(1)凍頂烏龍茶騒動を振り返る
(2)カテキンの話
(3)メチル化カテキンの話
(4)中国・台湾の研究
(5)淹れ方・飲み方は?
(6)実際に試してみた(飲料&飴編)
(7)実際に試してみた(粉末&リーフ編)
(8)まとめ


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最後にまとめを







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Last updated  2014.04.28 18:43:33
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