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2006年02月24日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
みなさん、お久しぶりでございます。いままで更新もしていないのにもかかわらず遊びに来てくださっていた方々本当にありがとうございます。とても嬉しく思っています。

実は、一昨年結婚したのはプロフィールにも書いてあるのでご承知とは思いますが、その後、誰かさんの遊びがたたり人生最大のメインイベントであったはずの私のための結婚式は中止になり、さらに楽しみにしていた、ちいさいころ描いていたはずのハネムーンももちろん中止となり、離婚騒動勃発。


そして中止後、妊娠発覚。


・・・・・

離婚だのなんだのと言ってるのにやることやってるじゃん!なんて寂しいことは言わないでください。
妊娠というのはある日突然やってきます。

ところが、私がいったい全体どんな悪事を働いたというのでしょうか・・・
まさに後から知ったのですが、細木先生いわく大殺界という年だったからでしょうか・・・・

6週で流産しました。

さらには主人の周りの奥様会からなぜかあることないことを言われ、それを真に受けた主人が流産して半分ウツ状態になっている私に向かって、
「お前が悪い」だのなんだのと・・・

いったい私が何をしたというのでしょう・・・

その誤解を解きたいので、その奥様たちに私が何をしたのか、もし気に触るようなことを言ったり、したのであればあやまりたい。
と主人に言った結果、主人は
「話なんてする必要はない、これから先は夫婦2人で仲良くしていればいいじゃない」
と言い、納得できず、誤解も解けないまま私は主人へ依存していきました。

そして、産婦人科へ通い、
主治医からの

「検査の結果、特にどこに異常があるわけでもないので3ヶ月もすればまた妊娠できるようになります」

という言葉を励みに、半ばノイローゼ気味状態でたんたんと基礎体温をつけること3ヶ月。体温が上昇し、
「もしや」
と思って再度受診。

先生のおっしゃっていた通り、妊娠していました。
しかし、前回のこともあるので、今回は夫婦2人だけの秘密にし、周囲にはふせしばらく経過を見ることになりました。

3ヶ月検診で、無事に着床し、きちんと胎児もいることがわかり周囲に報告、これでひと段落。

も、つかの間、検診から一週間後の夕方。台所用のボウルがあふれるほどの大量出血。もちろん自宅では私ひとり。
この日は朝から貧血気味で、体調があまりよくなかったのでゴロゴロしていたのですが、夕方になりなんだか気持ちが悪くなり、トイレへ行ったと同時に血が流れるのがわかりました。慌てて受話器を取って病院へ電話。その最中、さらなる血が流れ・・・
愛犬ジョーもあまりの大量の血に心配そうにそばから離れません。

また流産しちゃった・・・という思いが頭をよぎりながら、もしかしたら私、死んじゃうかも・・・とまで思ったほどでした。

泣きながら主人へ電話をしたところ、いままでははっきり言って私に対して思いやりも何も感じさせたことのない主人が
「大丈夫か?!いまから迎えにいくから横になって待ってろ!!」
と言って、会社から病院へ連絡まで入れておいてくれ迎えにきてくれました。
普通なら救急車で行ったほうがいいと皆さん思われるでしょうが・・・いま思うとその方が安心だったかもしれませんが、そんな余裕もありませんでした。
そして、病院へ着くなり、検査をした結果、子宮の外で出血。切迫流産という診断をされたものの、実際は原因不明。
ただ、幸いなことに赤ちゃんはまだお腹の中にいてくれたので、そのまま入院をして様子をみることになりました。

その後、原因不明の出血は続き、特別な処置もできず、赤ちゃんの心音を毎日ドップラーという器械で確認する日々。
先生からも
「赤ちゃんは順調に育っているよ」
という言葉を励みに頑張りました。
少量の出血が6ヶ月まで続き、7ヶ月目にしてようやく落ち着きだし、これで出産までは大丈夫だね!
と思ったのもつかの間

またもや、出血。
病院へ救急で行き、入院を言い渡されるが、なぜかここまで自分のお腹の中で育てていると感覚でわかるようになり、入院を拒否し、このまま自宅で安静にして様子をみたいと懇願。
救急で行ったため主治医ではなかったのもあって、主治医と連絡をとってくださり、自己責任のもとで帰宅許可がでました。
なぜだかわかりませんが、これだけ出血してもきちんと育ってくれているのだから、この子は絶対に生まれてくれるという確信があったのも事実です。

そんなこんなで、昨年9月25日。約30時間格闘の末、待望の男の子を出産することができました。しかも、予定日より一週間早かったにも関わらず、いまどきめずらしいほどそれはそれは大きな大きな3700グラムで生まれてくれました。

陣痛はこの人生においてこれほどの痛さは味わえないだろうというくらい、それはつらい痛みでした。普通ならどこか怪我しても我慢がきくはずだなのに、なんせ、我慢ができないのですから・・・これは二度と味わいたくない痛さでした。麻酔をしないで歯を抜く。感じでしょうか・・・・
よく
「鼻からスイカがでてくるような痛さ」
と聞いていたのですが、そんな非日常的なことを言われてもまったく想像ができず、どんな痛みなんだろう・・・と思ってはいたけれど、まさかこんな痛みが待っていたとは思いもよらず。
でも、そんなつらい痛みの後に、こんないとおしく思えるBABYが生まれてくるとは・・・





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最終更新日  2006年02月25日 05時43分13秒


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