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カテゴリ:思ったコト
あの日のつづき・・・
3月11日が過ぎ、 なんとか12日の朝をむかえました。 うきわまんの朝ごはん・・・でも4:00(笑) これで少し元気になって、 余震も落ち着いてきたので 入り口のロッカーに荷物を取りに行きました。 入り口 5:30 朝の5時のシーなんてミラコスタ泊まらないと経験できないからね。 静まり返った世界は少し不気味でしたが・・・ 朝焼けのシーは美しかった 6:50 この後、東西線浦安駅まで ディズニーがバスを用意してくれてるので そろそろ乗れるかなぁ~と思って 最後に、11日の朝から12日の朝まで お世話になった「ケープ・コッド・クックオフ」 7:30 ホント誰もいない。 貴重な1枚。 そして、海の方へ歩いて写真でも撮っておくかって ウロウロしてたら キャストの方が撮ってくださいました。 2人きりの8:25 海を2人占め。 そして地球儀 8:30 これもキャストのおじさんが撮ってくれました。 「ここで、誰も居ない写真なんて絶対に撮れないから撮ってあげるよ! 1日大変でしたね。お疲れ様でした。 これに懲りずに必ずまたきてくださいね。 まだ、これから帰るのに大変だと思うけど 気をつけて帰ってくださいね。 またお待ちしてます!」 とおっしゃってくれました。 今、思い出しても泣きそうになります。 とにかくキャストのみなさんがスゴイんです。 そのお話はまた、機会をあらためまして・・・ そして、パークを出たのです。 実はココからが一番辛かったかも。 なんと、アトラクションよりも長い列。 ずっと前に 「ぢゃあ、私たちはお先に出ますね。 お世話になりました。頑張りましょ。」 なんて挨拶をかわして先に出ていった方たちが まだ並んでいらっしゃたのです。 浦安駅がパンクしちゃって 唯一の交通手段の東西線がまた止まってしまって シーのお客さんは待機になってしまったのです。 しょうがないので並びました・・・ その間にまた、餃子ドックやうきわまん、ドリンクと配られ 気づいたら5時間近く並んでました。 そのうち、前の人から10人ぐらいづつグループが作られていき 各グループに2名のキャストさんが付いてくれて 「14時から京葉線が動き出すようなので これから、舞浜駅まで歩きます。」と連れてってくれることに。 やったぁ~やったぁ~なんて喜びもつかの間・・・ 一歩外に出たら、世界が真っ白。 なんか砂煙みたいのが街を包んでるんです。 「足元気をつけて歩いてください!」とキャストさんがいたる所で叫んでます。 そうです、液状化をこの時、初めて目の当たりにしたのです。 まだ液状の所と、乾いた所が混じってて。 舞浜駅までの間、 道路が裂けてたり、盛り上がってるところには キャストさんが立ってて注意を促してくれてるんです。 最後まで至れり尽くせり。 その間にマスコミの取材の方がいたり 物々しい雰囲気。 でも、まだイマイチ液状化を実感できずに舞浜駅に到着。 そして、その時の衝撃は尋常ぢゃなかったです。 言葉が出なかった。 まず目に飛び込んできたのは 駅の橋の柱が全て浮いてる光景。 足元はアスファルトがめくれてる。 バス停の表示も全部、同じ方向に倒れてる。 橋を支えてる柱がこんなに持ち上がるなんて・・・ なんか、たった1日でこんなに街の姿が変わってしまうなんて 想像もつかない・・・というか、 自分の目を疑ってしまう。 電車に乗って外をみていると 街の中がコンクリート色の土砂が道を覆っているの。 それを、シャベルでどかしてる人や 倒れかけてる電信柱を眺めてる人・・・ 信じがたい光景。 私たちはここから離れて 比較的被害の無い東京に。 でも、こんな近くにこんな被害にあってる方たちが居る。 複雑な気持ちでお家に帰りました。 駅を降りて歩いていると 2日前に見たままの街。 少ししか離れてないのに こんなに違いがあるなんて衝撃でした。 そう、私の部屋が一番衝撃的でしたけど(笑) めちゃくちゃ貴重な経験をしました。 ディズニーの避難所にいられたことは最高に運が良かった。 そして、 震災の被害をこの眼で見れたこと。 自分に何ができるのか・・・ 本当にしばらく悩みました。 今でもまだもっと何かができるんぢゃないかと・・・ いろんなことを考えさせられた9ヶ月でしたね。 あの震災はいろんなことを気づかせてくれました。 今一番大事な物は何なのか・・・ 今一番大事な人は誰なのか・・・ あの時、 本当に色んな人の本質、本音が見えた気がします。 あぁ~やっと振り返られた。 忘れたいような、忘れちゃいけないような・・・ 来年も、(あと少しで2012年!) 引き続きみんなで協力しあって 日本を元気にしていきたいですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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