くっついて
あのね ぼくのゆめが ここにあるでしょ? それで きみのゆめが そこにあるでしょ? どっちも たいせつにしようね あのころとかって ぼくは きみになろうとして きみを ぼくにしようとして きみは いつかどこかへ いくのだろうと ふあんがってて ひとつになれたら だいじょうぶなのかなって おもったりして いつも おなじだねって いってることが あんしんで ひとつのわっかに むりに なろうとしてたみたい でもさ そしたらぼくは もう きみのゆめは みれなくなって ささえられなくなって きみしか みれないものも ぼくにしか みせてあげられないものも みんな なくなって そしたら なんだか つまらないね だから だいすきな きみとぼくが よりそったり ささえあったりしながら おたがいの ゆめを みせあって ふたつの わっかが へんなとこに ころがらないように くっついてるのとかって どうかな そんな ふたりのかたちって きっと わるくはないんだろうなって おもったり するんだよ