たらないことを しろう
東京電力さんの対策は、やっぱり、どこかが、おかしい。だいたい、作戦てのは、ディヘンス(防御)とオフェンス(攻撃)のバランスがダイジ。現場の作業員さんを守るためのシェルターが、いまだに準備されていなかったなんて聞いてしまうと、がっかりする。お家の中で組み立てる防音室っていうのがあって、壁や天井の板材の中に、鉛のシートが入っていたりする。ああいうの、役にたたないかなぁ、と、思ったりしていた。あと、ただの水をぶっ掛けるよりも、人口降雪機を使ったほうが、もっと冷えるんじゃないかとかも、思った。自動掃除機の「ルンバ」ってのがあるけど、あれを動かして、粉塵をあつめたら、少しはいいんじゃないかなぁ、と思った。紙オムツの吸水剤で、排水を集めたりできるんじゃないかなぁ、と思った。さて、技術立国といわれる日本の総力であたる問題である。と、言われているよね。ゼオライトとか、シルトフェンスとか、いろいろな技術が導入されている。東電さんが気づかないだけで、もっと、隠れている技術があるはずだと、思えてくる。「餅は餅屋」ということわざがある。この際、作戦コンペをしたら、いいのかもしれない。東電さんが、小分けにして目標を提示して、日本全国の技術屋さんから、レポートしてもらったら、名案が寄せられるかもしれない。「なにを、どうしたいのか」だけわかれば、協力者はいまよりも、桁ちがいに増えると思う。宇宙の技術、深海の技術、自衛隊の技術、土木の技術、特殊コンクリートの技術、医療の技術、消防の技術、断面写真の技術、非破壊検査の技術、ポンプの技術、輸送の技術、清掃の技術、・・・、ひとりの人間の予想を、はるかに超えて、いろいろな技術が眠っているような、気がするんだけど・・・。 ・・・政策コンペよりは、技術コンペのほうが、イサギヨイと思うわ。 だって、結果が明瞭なんだもの・・・