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カテゴリ:旅への想い・ふしぎな風景・はじめての街角
(これは10時から16時におきたこと)
BGMはこれ!! 信州は富士見高原・入笠山へ行ってきました。 24日10時に出発の予定でしたが、 急な連絡が入り、しゅっぱなから1時間ほど遅れることに。 前日に調べた乗り継ぎは使えないものの、 とりあえず、それぞれの駅まで行けばなんとかなるだろう。 見切り出発です。 菊名駅からJRに。 まぁ、夕方6時までに宿へ着けばよいだけ、 まさしく、急ぐ旅ではありません。 特急券は買わずに、普通乗車券のみを購入。 できるだけのんびり、普通電車で車窓の景色をたのしもうと。 途中下車のできるキップを手にするのも、約20年ぶり、 ちょっと得した気分。 遠出ということばがよぎり、肩がかるくなります。 JR横浜線で八王子へ向かいます。 秋の晴天。 新横浜より西側の横浜線に乗るのも、やっぱり20年ぶり。 仕事・通学・お買物、郊外電車のお昼の、みなれた情景。 鴨居駅をすぎたところに田んぼが残っていることにおどろき、 相原や南八王子の駅前がにぎやかになっているのにびっくり。 途中、町田の手前で、お寺さんがみえます。 何百とあるお墓のひとつひとつに、黄色や白のお花が上げられてる。 そう、今はお彼岸だったことを思い出します。 宗教に関心が低いといわれつつも、日本もまだまだ。 途中、A駅を通過するときに、なつかしい人の顔も思い出します。 八王子に到着、約10分ほどの待ち合わせで高尾ゆきに乗り換え。 この電車の中もまた、子連れ・背広姿・おばーちゃんのグループ、郊外電車の風情でした。 高尾駅は、初めて降りる駅。ここで20分ほどの待ち時間。 平日のお昼だというのに、おばあちゃん・おじいちゃんが多いのはお寺さんがあるためでしょうか。あ、やっぱり、お彼岸ですね。 せっかくの待ち時間、おトイレをすませ、サンドイッチとコーヒーを購入。 ここからの電車は、なにやら古めかしい車両。 座席も対面シートになり、旅情をかもします。 ローカル線、、、ではありませんね。ここからは中央”本線”です。 車内には、旅行や法事を思わせるたび姿の方が半分。 仕事またはお買物・通院をおもわせる普段な方が半分。 あれ、学生がいないけど・・・。まだ、授業中なのでしょう。 ふた駅、み駅と進むうちに、仕事姿のかたはみえなくなり、 旅行姿のご夫婦は、車窓の景色をたのしみつつ、はじめての信濃路におもいをはせて。 夏休みの女子大生ふうの4人組は、級友のウワサ話をさかなに、お菓子をポリポリ。 大月までのみちのりは、度々トンネルをくぐる谷あいのルート。 ぬけて猿橋の岩壁は、まさに奇観。 甲府盆地にはいると、果樹園がめだつ風景。 田んぼはすくなく、川も細め。中流域のおももち。 山梨学院のグランドも見えました。 甲府駅では、停車時間内に鳩が社内に入ってきて、 「ドアが閉まってはたいへん」と、中年の男性がドアへ追っていかれました。 このあたりから、通学生の姿がちらほら。 「この子らは、<本線>を使って通学するんだなぁ」と、へんなところに関心。 甲府盆地では果樹が名産、 平らな場所だからといって、稲作が盛んになるというわけではないのですね。 たしか一昨年、東北新幹線の車窓から、見た水田風景のなか、 ゴールデンウィークなのに田へ出ているおじさん、おばさんには、頭の下がる思い。 おいしいお米をありがとうございます。 稲作をせずに、果樹をつくるのには、きっとなにかの理由があるのでしょう。 意に反して、 韮崎をこえるあたりから、谷スジ、山スジのあいまに、山田が見えてきました。 等高線をなぞるように、丸みのある不整形な田んぼ。 平地で果樹をつくり、山あいで稲をつくる。 なにか、理由があるはずですが、自分にはわからないところ。 ダメでもともと、携帯のカメラで撮ってはみるのですが、 オートフォーカスのタイムラグで、思うようには収まりません。
さて、小淵沢駅に到着。目的駅まであと2駅というところで、乗継まちが50分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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