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カテゴリ:みゆきさん通り なんばんち?
「小さき負傷者たちのために」
これは、タイトルからして難解な曲のように、思う。 ※※ネタばれの可能性もわずかありますが、ネタが誤解される危険性がとても高いので、先にネタを聴いて、ご自分なりの印象を確かめてから読まれることを、オススメします。※※ さて、歌詞カードを見ないことには、手も足もでないので、 歌詞の中のキーになりそうなフレーズを引用しながら、書いてみる。 順番は、めたくたです。 「愛のある人間と 愛のない人間の 微笑の違いなど 読みわけるすべもなく 疑わず まっすぐに付いてゆく」 読みわけるすべがないのは、何歳くらいかなぁ。 3歳から7歳くらいかなぁ。 このフレーズのなかでは「愛のない人間」が、インパクトをもっているように思う。 敵がいる世界。 「心ある人間と 心ない人間の さしのべるその腕を 選びとるすべもなく」 2番のフレーズでも、強力な敵が、でてくる。 「言葉もたない命よりも 言葉しかない命どもが そんなに偉いか 確かに偉いか 本当に偉いか 遥かに偉いか」 ここでは、「言葉しかない強者」と「言葉もたない弱者」の2極。 先のフレーズでは「(愛のある)強者」「(愛のない)強者」「弱者」の3極だったのに。 さて、自分はどこに、身をおけばいいのだろう。 「卑怯と闘う同志でありたい 小さき小さき負傷者たちの為に」 ここで、高い目標があらわれる。 「(愛のある)強者で、(言葉だけでない)実行力のある同志」 ちょっと、コジつけが強いかな。 さて、この曲を、ロックっぽい力づよい声で、ドラムの際立つ伴奏にのって、みゆきさんは歌っている。 「虐待される子ども」の曲だと、セザンヌベガの「ルカ」が思い浮かぶ。 弱いというか、細いというか、そういう曲調で歌うことが多いと思うのだけれど・・・。 「母性」という言葉がうかんだけれど、これは違うわね。 もっと、広いことばが、なにかあるはず。 あ、 「虐待されるこども」とか、「戦火のなかの子ども」とか、「いじめにあう子ども」というのは、 自分の勝手な思い込みかもしれない。 「小さきもの」が子どもでないとすれば、「途上国」とか、「独居老人」とか、社会の主流からはずれた存在とすることも、可能かもしれない。。。 と、こんな調子で、オトシドコロに未達。 「おんな岡林」の魂が、生きていた。 という、中間報告までで、今日はおしまい。 【送料無料】中島みゆき / 真夜中の動物園 【CD】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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