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カテゴリ:わがまち から
すごい夕雲を見たんだ。
車を運転していたので、カメラももっていなかったし、 画像はないのだ。。。 とりあえず、文言で表現してみるんだが、 「写真的記憶」なんて天才的な技もなく、 「絵画的記憶」なんて詩情もなく、 まぁ、「小学生の絵日記的記憶」ていどのもんよ。 **************************************** ソライロのタイルのうえに、 黒い羊羹で描かれた水墨画のようだった。 モミの木を上下に長く伸ばしたように、先のとがった太い雲が、 間隔をとって、青い空を大きく覗かせながら、何本も何本もよこたわっていた。 そのとんがった先っぽは、 ナウシカのトリウマに似て、小さな下あごが、開いているものが3本。 トサカをなびかせているものが2本。 龍の兄弟のように、不思議と太さも揃っていて、なぜか形も揃っていた。 それぞれの太い雲は、頭を軽くもたげて、胸腹は多少上下にのたうっていて、 その尾は遠く、南の空のどこかで、ひとかたまり、ゲンコツの形に凝り、固まっていた。 水平に射す西陽に照らされ、下あごの下側と、胸腹の下側が、やわらかく朱にそまり、 鶏のささみに似た色を見せた。 それぞれの竜の輪郭は、水墨の筆にて体から空へ掃き重ね、 霧を拭きながらわずかに霞む。 ソライロのタイルのうえに、 黒い羊羹で描かれた ヤマタのオロチのようだった。 **************************************** 誰か、カメラで残していたら、送ってほしいなぁ。。。 おそらく、かなり広角なレンズがないとおさまらないだろうなぁ。。。 **************************************** 後日タン うちからそんな遠くないところでとられた動画をみつけました。 http://videolike.org/view/yt=R4A1NE8fksv お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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