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テーマ:天声人語(22)
カテゴリ: 怒りの大河を超えて、政治に笑顔が戻るまで
「政治への不参加」ではなく、「建前的中立」というスタンスでかいてます。
舛添さんの今回の所業について、多くの人々は「辞任」を望まれていようだが、自分はちょっと。 すべての党派会派から不信任されている舛添さんには、どの政党の立場でも「辞任を求める」だけ。 仮に議会が解散になっても、舛添再生利用派には投票すべき候補者がいないことも。。。 客観的には、「政治家とハサミは使い様」と思うので、書いてみます。
1)「政治家に聖人君子を望むことの現実離れ」を自覚しよう。 汚職、選挙違反、利益誘導、脱税、不倫、交通事故揉み消し、不純異性交遊、パーティー券詐欺、差別発言、セクハラ、パワハラ、、、、。 政治家を職業とする人々の悪事には、胃の痛い思いを繰り返しているのだから。 今回の舛添氏の所業は、「経費水増し」または「使い込み」であって、一般庶民にも身近な犯罪行為だと思う。 政治家の特権・立場・権力をぶん回しての悪事では、庶民はマネをすることもできないが、せこいちょろまかし は、身近にいろいろころころ。。。。 一時の感情で、ただのいじましほどの経済的犯罪を、「消せることのない重罪」にすりかえるのは、大きな判断ミスだと、自分には思われる。
2)「罪は罰で相殺できる。」というのが、法治国家のテーマの一つの根本。 今回の所業を、経済的な面で責めるのであれば、被害額の倍額を納付することで相殺していいように思う。そう、「倍返し」ってやつね。 倫理的なアプローチで責めるのであれば、「副知事への降格」または「給料の50%減額2年間」とか、「都知事引退後に社会貢献250日」とかで相殺していいように思う。 「罪を犯したらば働かなくていい。」なんてのは、なまけものの自分にはご褒美も同然。 なるべく、働いて、社会的資産で返してもらうほうが、合理的だと思われます。
3)「黒い政治家も、白い政治家も、未来に貢献するほうの政治家が、ひとまずは良い政治家である。」 そして、白い政治家は、絶滅危惧種または天然記念物に相当するほど、少ない。では、灰色の猫までも働かなくなったら、だれが働く。 舛添現都知事は、かなり白い方の政治家である。
4)政治家の犯した罪が、すべて致命傷になるというのは、ちょっとね。刑法違反は、致命傷として扱ってもいいかもしれない。でも、経済上の微罪で辞めさせていたら、なにも残らない。
5) 「野村再生工場」の例にならい、まだ使えるものは、まだ使おう。現在の国債発行額をみると、働ける悪人を休ませておくほど、豊かな社会ではないはず。
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最終更新日
2016年06月27日 15時07分44秒
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