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2017年02月01日
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先進的な考え方か、逆行する考え方か。
トランプ氏の極端な政策は、検討されるべきであろう。

『 いまさら、鎖国だ。黒船もってこい。 』
かつて、江戸幕府の鎖国政策を全否定したペリー提督はアメリカ人で、国策にしたがい行動していたはず。さて、トランプ氏は、ペリーの国の後継者ではなかったのか。
そして、国家の理想と、個人の理想が異なる場合には、彼はどんな優先順位を設定しているのか。 
自分の理想イコール国家の理想であると考える増長マンなだけのか。
彼が高校でまなんだ集団としての行動意識は、まだ、残っているのか。
「ブロック経済が、戦争の火種になる」との共通認識は、第2次世界大戦の後に、広がっていったはずです。
TPPがブロック経済なのか。アメリカ一国保護主義がブロック経済なのか。
とりあえず、TTPは大きなブロックで、アメリカは決して小さくはない中くらいのブロック。

『 トランプの長城 VS ニューディール政策  レイザー・トランプ・ハードの芸 』
トランプ氏が画策しているリアルな壁に関しては、かの中国で千年前に国境防御策としてはすでに失敗しているし。
雇用の創出が目的なのかもしれないが、 長城は、観光資源以上のものを生み出せていない。無用の長物。
ニューディール政策では、発電ダムであったり図書館であったり、産業活性化に寄与するハードが、社会的資本として蓄積された。
家賃の採れない建物を建てるなんて、トランプ氏にも稀有な経験だろう。
引用: “New Deal”とは、トランプゲームなどで親がカードを配り直すことを言い、それに喩えて政府が新たな経済政策を通じて国家の富を国民全体に配り直すことを意味している。

『 歴史に名を刻む 』
第9代アメリカ大統領のウィリアム・ハリソンは、在任期間32日の短命を記録した。 
トランプ君、歴史に名前を刻むだけなら、今がまだチャンス。
これ以上の混乱を引き起こせば、不動産価格の下落だって、起こると思うよ。
勇気ある撤退・・・略して勇退。
昔々の王様は、『 自分の意見を常に最善とし、他者の意見を押しのけることもかまわない。 』という特権と、それに見合う教育と、強力な自由を持っていた。
大統領は、すべての国民にむけて説明と説得を行ったうえで行動を起こすのです。
大統領こそが、「 最大多数の最大幸福 」を実現するために、滅私奉公するのです。
不名誉に名を刻むか、感謝されて名を刻むのか。時間はないぞ、どどんがどん。

加筆)2月2日
『 ファースト~ 野蛮 トランプゥー。 背番号 オンリー1 』
人はチームを組むことで、より大きな仕事を成し得る。
人と人のチーム。衆(州)と衆(州)のチーム。国と国のチーム。
アメリカ・ファーストを、現在のアメリカの活性化と考えたのはまいがいなのだろうか。
国境をハード(壁の実物)で分断し、国内をソフト(貧富と人種)で分断し、
新しいアメリカの再構築(再建築)する気なのだろうか。
解体を始める前に、トランプは、目標となる設計図を示すことができているのか。
トランプ氏の個人的な未来像が、その頭脳の中にあるのか、ないのか。
いまだ、「強い」だけのジャイアン症候群な国家しか、イメージできない。
「国家のために各個人が何をできるのか。」というケネディの問いかけは、国家は個人個人の意見のもとに導かれていくというイメージを見せました。新しいアメリカを漕ぐのは古い水夫ではないだろう、と。
それは、自分たちなのだと。

『政府が倒産することはあるのか。』
会社は倒産する。理由の多くは、
「経済的収支が復旧できないほどに悪化した」場合です。
「社会的信用の失墜」もあります。
「スタッフが揃わない」ことも。
政府だって、同じです。

加筆)2月3日
『マッドドッグに手を噛まれる』
先代からの厚恩があり、正義に目をつぶり、忠義に殉ずるつもりの将軍でも、
支配者の横暴があまりに過ぎるので、ついに堪忍袋の緒が切れて・・・。
という映画をどこかでいつかに観た。
可能性として、そんなことも、あるんだろうな。





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最終更新日  2017年02月03日 18時42分37秒
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